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華国の戦闘機と米軍機が共に台湾の防衛圏に入る

2021.02.03 02:00

 台湾国防部は、華国の戦闘機6機と米国の偵察機が2日(火曜日)に台湾の防空識別圏の南西角に入ったと発表した。

 この地域での緊張は、台湾が先週末に華国の複数の戦闘機や爆撃機が、南シナ海の北部の台湾が実効支配するプラタス(Pratas)諸島に近い地域の防空識別圏を飛行していると報告した後、急上昇している。

 火曜日の華国の任務は、米軍が日常的な展開と称して南シナ海に入った空母打撃群と重なっていた。米国は華国の飛行を批判している。

 国防部は、火曜日にプラタス諸島近くの同じ海域で、2機の『J-10』戦闘機、4機の『J-11』戦闘機と『Y-8』偵察機など、合計7機の華国軍航空機が飛行したと発表した。

 同部は、米国の偵察機も防空識別圏の同じ南西部に存在していたが、航空機の種類を名乗らず、また、その飛行経路の詳細を提供していないことを付け加えた。

 台湾が米軍機の存在に言及したのは、昨年9月中旬に防空識別圏での華国の活動を毎日のように報告し始めて以来、初めてのことである。

 台湾は米軍艦が台湾海峡を航行する際には、米海軍の活動について公に話すことはほとんどないが、外交・安全保障関係者によると、台湾島の近くには米軍の海軍と空軍の任務が頻繁に行われているという。

 米国は他の多くの国と同様、華国が主張する台湾と公式に外交関係を結んでいないが、台湾の最も重要な国際的なサポーターであり、武器のサプライヤーでもある。