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Bトレインショーティーで行こう!

東急8000系(ダブルパンタ車)をメイクアップ!

2021.03.04 03:00

昭和44(1969)年11月から昭和48(1973)年3月までに落成した8000系は5両編成で、全21編成が東横線に投入されました。東横線への導入がひと段落してから1年後、昭和49(1974)年3月から田園都市線への新製投入が始まります。当時の田園都市線は4両編成での運行でした。このためこの路線に投入された8000系も4両編成で導入。そして1編成あたり複数パンタグラフを搭載させるため、中間電動車のデハ8100形はダブルパンタ車となりました。

導入当初の編成表はこちらのサイトに掲載されています。


【当時の実車画像】

画像出所:「ありがとう!!東急8045F!!


画像出所:「TKM車両写真館的なブログ : 鉄コレ東急8000系来た


残念ながらBトレから製品化された8000系にはダブルパンタ車用の屋根は付属していませんでした。そこで屋根2枚を切り貼りしてダブルパンタの8000系を再現してみました!


準備するものは以下。

【工具等(屋根作り用)】

【塗料(屋根の塗装、インレタのクリアコート用)】

【インレタ】

トレジャータウン

【Bトレ付属のステッカー】

  • 東急7200系

(注意)

  • TTL803-05、または、TTL803-06のいずれかのみで可。
  • TTL081AとTTL085Aはいずれかのみで可。実車画像を見る限りっtl081あの方が正しい。
  • TTL803-05、または、TTL803-06のいずれかのみで可。

まずは屋根から作成。最初にパンタ付き屋根を2枚準備し、それぞれカッターで2つに切ります。

パンタ台のあるパーツ同士を合わせます。


そしてパテを使って貼り合わせます。

貼り合わせる際、屋根の長さが長すぎたり短すぎたりしないように、普通の屋根パーツと長さを揃えることを忘れないようにしましょう。

乾いたらヤスリを使って平たくしていきます。粗い400番のペーパーヤスリから順番に600番、1000番、1200番、1500番、2000番と順に削っていきます。削る際には力を入れず、軽く撫でるようにしていくとよいと思います。

終わったら屋根の塗装!

屋根の塗装には鉄道カラーの「ねずみ1号」を使うのが良いのかもしれませんが、自分は適当なグレーを使ってしまいました。

クーラーキセやヒューズボックスも塗装します。なお、クーラーキセなどは白系で塗装するので、事前にプライマーを適用しています。

接続面に少しズレがありますかね…。


パンタを装着すると雰囲気がアップ!


次にインレタで装飾です。

屋根完成後は、いつものように車体や窓周りをインレタで装飾です。

ダブルパンタ車は8000系編成として最後に製造された8043F〜8051Fの5編成に連結されていました。

この中で8045F、8049F、8051FはトレジャータウンのTTL803-05やTTL803-06に収録されているインレタで再現できます。


インレタによるメイクアップのポイントは以下。


クリアコートして組み立てれば完成!


先頭車のクハ8000形とデハ8200形もメイクアップしたら完成!


左からクハ8000形、デハ8200形、デハ8100形、クハ8000形。


【クハ8000形(上り寄り、奇数車番)】


【デハ8200形】


【デハ8100形】


【クハ8000形(下り寄り、偶数車番)】


昭和49年〜52年頃の田園都市線っぽくするため、先頭車の行き先表示は「すずかけ台」にしました。Bトレの8000系に付属していたステッカーには「すずかけ台」の行き先表示がなかったため、7200系に付属していたステッカーから拝借しました。



【参考資料】

【編成表】

【車歴情報】

【実車参考画像】