ソファーの置き場所に迷ったまま…
先日、リフォームコンパス東京表参道店にT様がご夫婦と娘様の3名でお越しくださいました。
当初はリフォームコンパスの「暮らしの診断シート」からのお問い合わせで、
お勧めのリフォーム会社を選定した、選定報告書をお送りしていたのですが、
それをご覧になった上で、具体的に話を聞きたいということでご予約をいただいておりました。
T様のお宅は鉄骨造の建物で5階建て。各フロアに分かれてご親族が住まれている、
マンションに近い形のお住まいになっていらっしゃいました。
T様ご家族はその1フロアにお住まいで、そこを全面的にリフォームしたいというご希望です。
あらためてリフォームのきっかけやご希望内容をお伺いしてみると、
ご主人様曰く、リビングの陽当たりが悪く、逆に寝室に西日が当たる状態で、
ソファーの置き場所には、もう20年も迷ったままだというのです。
笑いながらおっしゃられていましたが、実はなかなかストレスがあるのではないかと思われます。
また、少し前に温度差が原因で倒れられたこともあり、
間取り変更と同時に宅内での温度差をできるだけ無くしたいとのご希望でした。
実は住宅の中での事故で一番多いのがお風呂です。
階段の転倒などよりも、お風呂の内外での温度差から体に支障をきたすヒートショックの方が
大きな事故につながる可能性が高いんですね。
特にご病気を経験された方や、ご高齢の方がいらっしゃる場合には、
リフォームの大きなきっかけや目的になるポイントだと思います。
娘さんからもそういった意味でも床暖房のご希望と、お部屋を広くしたい、というご自身のご希望もお聞かせいただきました。
特に大規模にリフォームをする場合には、ご家族の暮らし方などをしっかりと観察したり、
お話からお気持ちを汲み取ったりするところから、
今後のご家族の暮らし方をイメージした提案をすることがリフォーム会社には求められます。
そして、そのためには実績や経験に基づく担当者さんの提案力も非常に重要になってきます。
T様には、そういったお話をさせていただきながら、4社のご紹介をさせていただくことになりました。
いずれも特徴があり、その提案力には期待感のある会社ばかりです。
T様ご主人様からは、「非常に勉強になり、来て本当に良かったです」とのお言葉をいただくことができました。
ぜひ、ご家族で楽しく暮らせる素敵なお家にしていただけたらと思います。
T様、ご来店ありがとうございました。
Kousuke Kitamura