【HGUC】アッガイ(連邦VS.ジオンDX 鹵獲カラー)
▼使用キット/アイテム
・ガンダムデカールNo.37 HGUC 1/144 地球連邦軍MS用2
他ガンダムデカール、他30MMの付属デカール等
「鹵獲モビルスーツ、発進してください」
HGUCのアッガイをベースに、伝説のアーケードゲーム「連邦VS.ジオンDX」に登場する地球連邦軍仕様のアッガイを作成しました。
上記タイトルの前作である「連邦VS.ジオン」は連邦ジオンの勢力に分かれての対戦ゲームでありながら、地球連邦軍の使用機体が4機に対し、ジオン軍の機体が10機以上と言う衝撃のゲームバランスだっため、続編のDXでは鹵獲モードをオンにすることで敵軍のMSが選択できる仕様が追加されました。
この鹵獲機として、地球連邦軍所属でアッガイに搭乗した際のカラーリングとなります。
アッガイの鹵獲機体はそのまるまるとしたシルエットに青色を基調としたカラーリングから
"ドラえもんカラー"と呼ばれていました。
自分が鹵獲機大好きになったのは、間違いなくこのタイトルが起因しているので
そんな思い出のモビルスーツの制作記事を紹介したいと思います。
- 制作
ゲーム版の鹵獲機体はカラーリング変更のみで特殊な武装はないため、キットも本体色の変更のみ行いました。
HGUCアッガイは、合わせ目はほぼ発生せず・足りない色はモノアイのみ と言う素晴らしいキットで、細かい塗り分けやマスキング等が不要でとてもスムーズに塗装作業が出来ました。
(モノアイは再現用のシールが付属していますが、クリアの別パーツなので塗装やカラー変更も容易となっています)
唯一目立つ合わせ目である「胴体の側面」と、首や脚部の「グレーの内部フレーム」の合わせ目を処理しました。
ただ、脚部内部フレームの合わせ目はMGアッガイでは縦のモールド扱いになっているのを後日知りました…^^;
塗装はスプレー塗装でそれぞれ以下を使用しました。
連ジ特有の淡い青が中々見つからなくて、イメージに合う色を探すのに地味に苦労しましたが、パールライトブルーの質感を落ち着かせたらそれっぽくなってくれたと思います。
- 基本青: タミヤ パールライトブルー
- 基本白:タミヤ ガルグレー
- 脚部やバックパック:クレオス 黒鉄色
- バーニアや腕部の銀:タミヤ メタルシルバー
- 内部フレーム:クレオス MSグレー
- モノアイ:タミヤ マイカレッド
スプレー塗装後、いつものように水性のリアルタッチマーカーでスミ入れ&デカールを施し、
それらの保護も兼ねてプレミアムトップコートのつや消しで仕上げました。
▼デカール、トップコート前の状態
※大幅な改造キットでもないと製作中にあまり写真を撮らないので、ふざけた写真しか残ってませんでした
- 以下、適当に何枚か
新しめのHGなので胴体下部のカバーを外せば3mm軸がありフライングベースに対応。
首がけっこう上に起こせるので遊泳をイメージしたポーズも再現できます。
右手腕部はミサイルランチャーとクローの選択式ですが、接続部分から付属してるので組み上げた後も容易に交換できます。
■通常カラーと比較
今回作ってみて、連ジの鹵獲カラーは量産機でも単なるカラーパターンの変更ではないことに気付きました。
アッガイで言えば、"ブラウン" の部分が全部 "白" になっているわけではなく、連邦軍の機体っぽく見えるように下半身はジムのように白基調でまとめている、と言う感じです。
この辺りからも改めて当時のスタッフの愛を感じるなと思いました。
流石は、バンダイが最も恐れたカプコンのガンダムゲーム
■連邦軍のMSと共闘
連邦側のMSのチョイスが若干謎ですが、デカール量的にオリジンMSDの機体じゃないと釣り合わないのです。HGジムもそろそろリメイクして欲しいですね。
おまけ
▼余談
12月に再販されて2つ買ったアッガイを一つ崩しました。2体目は変な事せずに成型色で仕上げようかなと思ってます。
キット自体の出来がめちゃくちゃいいのは知ってたので、サクッと塗って完成させようくらいの気持ちだったのですが
腕・脚の付け根カバーのクリアランスがかなりギリギリで、パーツを動かした瞬間に塗装がメリッと抉れるトラブルがありました。その箇所は干渉しない程度に削ってダイエットさせてから再塗装しています。
まあ、ギリギリで可動してるパーツにサフ→下塗り→クリアカラーの三層も塗ったらそりゃ干渉するよなって・・・
全塗装はイメージ通りの色出すだけじゃなく、パーツ同士の干渉がギリギリのところは厚塗りしないor パーツそのものを調整しないといけないということを学びました。
現時点で、HGUCゾックの完成品と再販で入手したHGUCハイゴッグが完成間近なので、
しばらくはジオン軍水泳部の更新が続くと思います。
それではまた