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子どもと【横の関係】を築くってどんなこと?

2016.10.04 08:24





アドラーで子育てをしていると、

【横の関係】で子どもと関わりを持つので

「これやりなさい!」

という命令形というのは使いません。




「お母さんはこれがやりやすいと思うんだけど、どうする?」

といったような提案・質問で話が進んでいくので、

我が家の子どもたちも母のわたしの意見も参考にしつつ、

自分で選択することができます。




と涼しい顔をしてそんなことを言いますが、

初めからアドラー的な【横のつながり】が出来ていたのか、

っていうともちろんそうではありませんでした(*^^*)




いや、もはや逆ですよね。




「なんでママが言ってたことしないの?!」

「なんで言うこと聞かへんのーーー!!!」

(不満・怒り気味にね笑)




わたしの母が子育てをしていた時代は

「子どもは親の言うことを聞いて当たり前」

という時代でしたので、

当然わたしも親というのは子どもに指図、命令して、

子どもは親の言うことを聞くことが良しとされていました。

(そして、子育てに間違いというのはなく、その時代時代で子育ての形態があってよい)




母に命令されたところで、自分が子どもの時ウンザリして言うこと聞かなかった

という過去を色濃く覚えているにもかかわらず、

絶賛影響下にあったわたしは、

自分の子どもにも【上下関係】(命令)を大適応していた訳です。




しかしですね、大適応しているにもかかわらず、

やっぱり何か違うんじゃないかな…という不安があり

模索していたところアドラーに出会い、コレだ!!!と思い

学び始めたのが約8年前。




ずいぶん勇気づけの子育てが板についてきて、

【横の関係】の提案・質問・委ねる、を実践できるようになりました。




そうすると、

子どもたちは「決定権は自分たちにある」ということを知っていますので、

親のわたしが期待する答えとは全く違う答えが返ってきたりもするのですよ、当然。




母としてのわたしはそんな彼らの答えを聞いて「?!?!」となることも。




だけど、失敗することが見えていても、

自然の結末を味わう=失敗を体験する

ということも成功することと同じくらい大切ということを身を以て知っているので、

(数々の目をふさぎたくなるような失敗をたくさんしてるのですよ(*^^*))

ここは子どもたちに判断を委ねています。




失敗することがあっても、

どんなことがあっても、

大丈夫!




第一、失敗は経験!

挑戦した・冒険した証です。




冒険するには無条件の信頼が必要。




親の私たちが冒険する勇気を持ち、

チャレンジしたり、工夫することで

子どもたちはチャレンジ・冒険することが怖いことではない、

すなわち楽しいことなんだ、

ってことを学んでいってくれます。




その昔、わたしは大学生の頃バックパッカーでしたので、

冷静に考えると危険なこともたくさんしましたが、

どんなことがあっても大丈夫!

と地に足をつけて委ねることも学びました。

(もちろん自分の身は自分で守る術を持っているのは大切!)




失敗することは、悪いことじゃない。




例え失敗したとショックなことがあっても、

ママがいるから大丈夫!




わたしが子どもたちが失敗した時に

「そっか〜、ま、そんなこともあるよね!」

と言うことで子どもたちもお互いに同じように言い合うようになりました(*^^*)

(これは大きな共感にもなりますね)




【横の関係】で大切なのは、提案・

質問・委ねることで、

その基盤には無条件の信頼と尊敬と、共感。




それが例え

子どもであろうが、大人であろうが、先生であろうが、生徒であろうが、

上司であろうが、部下であろうが、

どんな関係であろうが、

それを理想として持ち、そこに近づこうとする姿勢が大切だと思うのです(*^^*)