足にも寿命があるって、知ってました?
ここ一年ぐらい、最寄り駅までの道を歩くことにしています。
普通の速度で15分ぐらいでしょうか。歩数計だと2000歩前後カウントされます。
まあまあ距離があるので、それまでは自転車に乗るのが当たり前で、歩くなんて考えられなかったのですが、慣れると苦でもなく、まわりの景色で季節の変化に気づいたり、こんなのあったんだとかの発見もあって、けっこう楽しんでいます。
出かけた先でうろうろしてると大体1日に8000歩ぐらい歩くことになるので、運動習慣としてはちょうどいい!
急いでる時や疲れてる時は、横を猛スピードですり抜けていく電動自転車のママチャリが羨ましくなりますけど笑
ところで、足の耐用年数って何年かご存知ですか?
現代人は1日あたり平均6〜7000歩ほど歩くと言われており、足には歩くたびに体重の2〜3倍の負荷がかかり、合計すると毎日数トンもの負荷がかかっているんだとか。
そんな足の健康は50歳がターニングポイントと言われ、その頃になるとどんな人にも大なり小なり不調が現れるのだそうです。
そう言われれば、わたしも大いに心あたりアリアリです。
足が上がりにくくなったのか、つまずきやすくなったし。歩く速度も前より遅い。。
健康によかろうと運動しすぎる傾向があり^^;、ちょっと無理すると足首や股関節などにすぐ痛みが出ます。
50歳以降は筋力、骨格筋量ともに減り始め、かかとの脂肪も硬くなり、歩行による衝撃を受け止める足裏のアーチが崩れてくるからなんですって。
周りを見回してみても、自分の親をはじめとする人生の先輩方たちは足から老いていく人がほとんど。
先日とあるセミナーではこんなことも言ってました。
高齢者の筋肉は1年間に10%ずつ減り、入院1日で1年分、2週間寝たきりで7年分の筋肉を失う。。
・・・お、恐ろしい。
人生100年時代なのに、足はその半分で寿命だなんて残念すぎます。
でも安心してください。
今の時代、何事もメンテナンス次第で未来は変わります。
加齢とともに足の筋力が弱まり、関節も硬くなるのは仕方ないこと。でも足の衰えは日々の積み重ねなので、何もしないでいると足裏はどんどん硬くなり足首の動きも悪くなりますが、こまめに動かしたり手入れすることで長持ちさせることができるのです。
いま元気な足を少しでも長く延命させることが、健康長寿の大きな秘訣。
「歩ける」ということの大切さ、ありがたさをひしひしと感じつつ、毎日コツコツ歩き続けたいものです^^
↑ 参考文献
日本で唯一の足の総合病院、下北沢病院の長崎先生による本。
自粛生活のお供にもおすすめです!
息子が描いて送ってきた散歩道の絵。いいなー、気持ちよさそう。