オートファジー
2016.10.05 01:35
オートファジー(Autophagy)
細胞が自らの内部にあるたんぱく質などを分解する仕組みで、自作作用とも呼ばれる。細胞内に小さな膜が現れ、球状に丸まりながらタンパク質を取り込む。そしてリソソームなどの小器官と融合し、酵素でタンパク質を分解する。不要なものだけを狙い除去するのではなく、一気に大量に分解するのが特徴。細胞の健康を保つほか、分解したタンパク質を栄養源に再利用するすることで飢餓に耐える働きがある。ギリシャ語でオートは「自分」、ファジーは「食べる」を意味する。
フートファジーは超高齢化社会に必要な健康長寿に役立つ医療や食品や化粧品などの分野での活用の研究が進められています。