ピアノとの二重奏 進捗
リサイタルにむけて、鳥羽亜矢子さんと初合わせを行いました!
今回、ピアノとの二重奏は5曲。
一人で練習している時には気づかないこと、また次回までに考えたい疑問なども多くありました。
以下はそのメモのようなものです
細川:リートIII
僕は初めて演奏する曲、鳥羽さんは数年前、カサドコンクールでドイツ人参加者と共演したことがあるようです。
ピアノと演奏することで、フレーズごとの違いというか、進むべき音楽の流れがよくわかりました。
課題としては、それぞれのフレーズをもっとしっかり弾き分ける。
基本的には、クライマックスに向けてテンポが速くなっていく(8分音符=36→40→44...)のですが、最も速いフレーズ(8分音符=56)の中で、一小節だけそのテンポから外れる(16分音符=80)ここはアンサンブルが難しいし、聴かせたい小節だと思うのでどう処理するか。
武満:オリオン
有名曲ですが、二人とも初挑戦。今日は譜読みで響きの確認、、という感じ
テンポ設定がやはり難しい、、。Tempo IというのとTempo IIというのがあって、この二つの性格をもっと弾きわけたい。(けど今はまだよく分かってなくて似通ってしまっている)
湯浅:内触覚的宇宙IV
僕は秋吉台の夏と、90歳記念コンサートで弾いた経験あり。
音色が課題。チェロもピアノも厳しい音色がほしい。ただ、決して無機的な音楽ではないので、そことのバランス。
一柳:コズミック・ハーモニー
鳥羽さんは、日本音楽コンクールで岡本侑也くんが一位をとったときに、共演したらしい。(二次予選の課題曲)予選で岡本君がこの曲を暗譜で弾いた、、という噂は聞いてたけど、
どうやら鳥羽さんとの初合わせの段階で既に暗譜してたらしい。ひえ
中間の変拍子は弾きやすいテンポというのがあるけど、終盤の淡々とピアノが和音を弾くパートは良いテンポを探さないといけない。
西村:リチュアル
この曲に関しては、アンサンブルというよりもチェロの(微分音の音程も含めた)歌い回しをもうちょっと深めたい。無伴奏の悲歌の方もそうだが、全編フォルティッシモ、、のようになりそうなので、もう少し考えないといけない
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