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老健かけはしブログ

園芸療法 2/2 節分の鬼退治、紅葉の標本づくり

2021.02.02 08:00

本日は節分です。

例年は2月3日が節分、2月4日が立春という暦ですが、地球の公転にかかる日数やうるう年の関係で、今年は立春の時刻が2月3日に入ることから、今回は124年ぶりに2月2日が節分となったようです。

節分といえば、すぐに思いつくのは「豆まき」ですね。

鬼に豆をぶつけて鬼退治をすることで、その年の厄を払うといわれています。

煎った大豆を用いるのが一般的ですが、北海道では大豆ではなく落花生を使って豆まきをすることが多いです。

落花生は硬い皮があるため、豆まきした後もそれを拾って食べることができるので、無駄がなく合理的ですね。そういうところが北海道らしいです。

さて、かけはしに入所されている皆さまにも厄払いをしていただこうと、鬼役のスタッフが勢いよく飛び出してきました。

金棒を手に持って、いまにも襲いかかろうとしています!

あぶない!

そんな状況にも慌てることなく、皆さまは豆に見立てたビニルボールを容赦なくぶつけていきます。

もちろん、中には心優しい方もおられ、優しくボールをタッチするだけの方もいらっしゃいましたが、最終的には30発ほどの集中攻撃を浴びて鬼は退散していきました。

無事に厄払いでき、皆さんも達成感のある表情をされていました。今年も良い年になりますよう、お祈りしております。

鬼退治の後は、秋に新聞紙にはさんで作っておいた押し葉の標本づくりです。

黒い台紙の上に和紙と押し葉を重ねたら、ラベルを飾ります。

それをラミネートフィルムにはさんで、ラミネーターに通すと・・・

きれいな標本のできあがりです!

選ぶ和紙やその組み合わせでそれぞれ個性的な作品が仕上がりました。

とても長持ちしますので、長い間飾って楽しむことができます。

フィルムがツヤツヤとして綺麗なので、完成した作品を見て皆さま、とても喜んでおられました。


今回は2階に入所されている皆さまとの活動でしたが、金曜日は3階に入所されている皆さまとの取り組みです。どのような作品ができあがるのか、そちらも楽しみです。


Posted by 園芸療法士