★接客も基本は「型」から入る。。。
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今日は「接客も基本は“型”から入る。。。」と題してお送りいたします。
【今日の仕事術】接客の基本も「型」を身につけることです。
先日20日に横浜で行われた「第17回ショッピングセンター接客ロールプレイングコンテスト全国大会」を見にいってきました。
当日の結果は・・・コチラ
昨年の9月より地区ごとに予選会が始まり、地区優勝者が全国大会へという“狭き門”を勝ち抜いてきた接客のプロ中のプロを決める大会です。
毎年見に行っておりますが、緊張しているのに「よく接客ができるな~」と関心するばかりです。
きっと私だったら、“頭の中真っ白状態”になってしまうと思います。
特に飲食店の接客サービスについては、大きく分けて2種類のタイプがあると思います。
1つは。。。ホテルなどで、接客サービスの“基本”から教わってきた技術をもつ人。
もう1つは。。。接客サービスをしてきた“キャリアの中で”技術を身につけてきた人。
私もホテルマン出身ですので、多くの先輩から接客を教えていただき、あとは。。。
「門前の小僧。習わぬ経を読む」
と同様、常に上手いサービスを見ていると、自然とそのスタイルが身に付きます。
今回の大会を見ていても、飲食部門で上位を獲得した方々は、ホテル接客を受けた方の下にいた方だと思います。
ではホテルの接客ってどう違うの? と言うことだと思います。
もちろん、元気&勢いのある居酒屋では“必要のない部分”です。
色々な違いがありますが、ホテル育ちと一番分かりやすいのは。。。
“手の指し示し(出し)方”と“商品説明の仕方”
です。
ホテルの接客ですと、お客様の目の前に置かれた料理の上に“長い時間手を置かないこと”です。
料理の説明をする際、自己流タイプの方ですと“これは○○と言う食材を。。。”と話している最中もずっと手を指し示しています。
ホテルマンですと“これは○○と言う食材です。。。”と言いながら、一瞬だけ指し示します。
言葉では分かりずらいので、動画を探してみました。
いかがでしたでしょうか?
指し示した手を、すっと戻すことで“スマートな接客”に写ると思います。
今回の大会でも、そんな“スマートさ”と“はっきりと発声する接客”が認められたと思います。
接客の大会ですので、審査員の方々も、そういった部分に評価が高いと感じました。
個人的には。。。敢闘賞を取られた、物産店の女性の接客が好きでした。
キャリアの中に、お客様への“温かさ”を感じる接客をされていました。
皆さん素晴らしい接客でした。
私はホテル出身ですが、ホテルサービスがすべてではありません。
その業界・業種・業態によって、変化してよいと思います。
重要なのは。。。そのお店に一番合った「接客の型」を教ることができる人が、必ずいることです。
マニュアルは要らないという会社も多くあります。
しかし。。。「型」=「接客のイズム」は、しっかりと代々伝えていくことが必要だと感じています。