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全力塾 上越校・高田教室

トレーニング

2021.02.02 15:31

という本を買って、読んでいます。


指導の中で「抽象化」することを大切にして、

ブログの中でも何度かお伝えしてきました。

具体と抽象は、

このような関係になっていると思っていました。

「具体」が「抽象」の土台になっている。

「具体」から「抽象」を考える。

それでも、個人差があったり、うまく伝わらないことがある。

そこに課題を課題を感じていました。

この本の中では、

ということが書かれていました。

「具体」→「抽象」→「具体」

というサイクルで物事を考える。


今までの指導は、

このだ円で囲まれた部分が授業の中心でした。

ただ、最近感じるのは、

「抽象」→「具体」が重要であり、ここに関しては人によって変わってくる。

そして、自分で考えなければ力にならない。

「具体」→「抽象」→「具体」

最初の「具体」が「事実」や取り組んでいる「問題」であることに対して、

2つ目の「具体」は「転用」や「応用」だからです。


では、具体例を挙げて見ていきましょう。

タイトルがもうすでに「具体例」なのですが、

このブログの中で出てくる、1次関数の問題の事例は、

このように考えることができます。

このような問題では、「『言いかえること』が大切なんだ!」

と伝えても、「具体的に」どのように言いかえればいいのか、

まで考えられなければ理解したとは言えない。

「わかる」と「できる」は違う。

「わかる」ということは「抽象化されたこと」を知ること。

「できる」ということは「具体的に考えること」ができること。

そして、その「わかる」と「できる」の間には、

「決める」という意思決定が大切。

このブログが2019年1月のものですから、2年以上も「具体」と「抽象」について取り組んでいたんですね…。


そして、勉強してるのに成果が出ない、努力しているのに伸びない、

という場合は、

このように「抽象化」を経由せず、具体からパターンを具体化させている状態だと考えられます。

仮に定期テストなどでは通用しても、入試では通用しない。


小学生や中学生が自力で「抽象化」しようとしても、そんなに簡単にできることではありません。

まずは、「抽象化」の見本を

「やってみせる」

「言って聞かせる」

そして、そこからの「具体化」を

「させてみせる」

そう、山本五十六ですね。

この山本五十六の言葉も「抽象」です。

どのように指導で「具体化」するか。

塾生と一緒に「トレーニング」を続けています。


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何を「準備」するのか?

それは、「『抽象』とは何か?どのように『具体化』するのか?」ということ。

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