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音楽教室きのおと  -木の音-

自分で考えるということ

2021.02.02 14:41

ある日のレッスン。


小学校3年生のSちゃんとのレッスン

さぁ始めよう!と

楽譜を開いてみると


これは?????

何やらたくさんの書き込みが!


Sちゃん、

気が付いたこと、気をつける内容などを自分で考えて

こんなにびっしりと書いてきたんです😳✨


演奏もほぼ完璧で即合格でしたが💮

驚きと感心で

しばらくこの曲のページをめくることができませんでした。


私は「書き込んできてね」など

まったく言ってなくて、

書き込みの中身も

私が教えたのではない内容。


両手が違う動きをする曲に入り、

どうやったら上手くいくかなぁ…

こうやったらできた!

など一生懸命考えたのが伝わってきます。


色を付けた部分が

Sちゃんが書いた「自主メモ」です!


今回Sちゃんのおかげで

考えたこと。


子どもたちはきっと、

その曲について思ってること

自分の演奏について気付いていることが

私が思う以上に

実はたくさんあるんだろうなあ

ということ。


今は

私が楽譜に注意点を書き込むことがほとんどですが、


これから

子どもたちの考えを引き出して

自分で書く機会をもっとつくっていけば

今よりずっと

その曲がその子にとって大切な1曲になるんじゃないかな。


そして

いつか私の手を離れても

自分で自由に音楽を楽しめる人に

成長していってくれるかもしれない。



Sちゃんに

大切なことを気付かせてもらいました。

ありがとう😊