【部下の教育」“やり方を知っている”と“できる”の違いが分からない社員!?
ご覧いただきありがとうございます
キズカス カンパニーの加藤です。
今日は・・・
『“仕事のやり方を知っている”と“仕事ができる” この違いが分からない人!』
と題してお送りいたします。
先日、クライアント先の部長さんとの会話で
「知っていると、できるは違う」
の話になりました。
皆さんの中にも、会社に入社して、上司や先輩から
こんなことを言われたことがあるのではないでしょうか?
例えば、職場でのこんなやり取りです。
上司:「○○の仕事をお願したいんだけど、いいかな?」
部下:「はい。○○なら、前日□□さんがやっているのを見ていたので、知ってます」
上司:「あ。そう。だったら大丈夫だね! 頼むよ」
部下:「はい。分かりました」
しばらく経って、仕事の進行状況を確認しにきました。
上司:「さっきお願していた仕事。どうかな?」
部下:「あ! すみません。出来てません」
上司:「え? なんで出来ていないの」
部下:「□□さんがいなかったんで、分からなかったんです!」
上司:「分からないんなら、頼んだ時に“はい”と答えないでくれる」
部下:「だって、できるか?できないか? 確認しなかったのは、上司のアナタですよね(怒)」
上司:「(唖然)・・・。もういいや!」
最後は・・・
できるか?できないか? 確認しなかった、上司が悪い!
結局、上司がその責任をかぶらなければいけません。
このやり取りを、上司が悪いと取る人もいれば、
部下が悪いと取る人もいると思います。
これは、どこの職場でもあるお話です。
「(自分で)やったことがある」
と
「やっている人を見ていたので、自分は出来る(はず)」
とは意味が全く違うんですが、
“自分はできる”と勘違いする人が、実に多いのが現実。
このやり取りで、やめてしまう人もいますから、
教える側に立っている人は、今一度ご注意くださいませ!