【数字から会社の立て直し】④人件費。社員一人当たり実際くらいかかっているの?
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今回は・・・
『④人件費。社員一人当たり実際くらいかかっているの?』
と題してお送りいたします。
大きな数字と小さな数字。
大きな数字には、人件費が必ず入ってきます。
今日は、社員の人件費の内訳について、書きたいと思います。
小室淑恵氏が、国会で提唱している"ワークライフバランス”
社員(長時間労働者)を採用するのではなく、
短時間労働者(女性やパートさんなど)を積極的に採用し
残業させない!職場環境をつくっていこう!という考えですが、
これは、今後どうなるか?
※これについては、また改めて書きたいと思います。
しかし、責任ある仕事を任せるために、
私は、社員の採用がやはり必要だと思っています。
では、社員1名雇用すると実際にいくら掛かるのか?
参考となる記事がありましたので、まずはコチラをご覧ください。
上記の記事にもあるように、
総支給額が600万円の社員であれば、
会社負担は・・・約800万円
※社会保険を、個人負担にしている場合は、合計金額が異なります。
ということは・・・
600万円支給している社員に対して
一年間に、合計 約1,400万円の経費がかかっています。
経営者の皆さんは、このような数字は、把握されていると思いますが、
働いている社員さんは、ほとんど意識していないというのが
現状だと思います。
部長職・課長職の方でさえ、給与と会社負担の内訳について
説明できる人は、ほとんどいないと思います。
(しっかり勉強されている方は除きます)
msnの質問箱というサイトには、こんなことが書いてありました。
「一ヶ月会社は幾ら位社員一人当たりにお金がかかるのでしょうか?」の記事はコチラ
※3番目の回答(ANo.3)を読むと、自分だけよければ~というような人に感じます。
最近、ニュースにもなっている、ソニー(SONY)の業績。
2014年3月のある記事では・・・ 7万人リストラしても先が見えない!
と書かれていました。
グローバル企業にとって、数万人単位のリストラでも
赤字が補えないのが現実。
それが個人事業主や中小企業となれば、
人件費の負担は、かなりウエイトを占めます。
では人件費を下げるために・・・
リストラするのが得策か?
いつもブログで厳しい内容を書いている私ですが、
これについては・・・
NO(ノー)
なんです。
数字をつくるためには・・・
"人を切る前に、人を活かす方法を出す”
というのが、私の考えなんです!
この続きは次回に!