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「宇田川源流」<現代陰謀説> 公明党の議員が議員辞職するという状況に追い込んだマスコミの狙うもの

2021.02.04 22:00

「宇田川源流」<現代陰謀説> 公明党の議員が議員辞職するという状況に追い込んだマスコミの狙うもの


 金曜日は「現代陰謀説」をお届けしている。現在私たちの身の回りで行われている陰謀の中に、何が起きているのかということをまなばなければ、過去の陰謀論などをサブカルチャー的に話をしても何も意味がないのである。そのためになるべくわかりやす状況で、陰謀論を話にしなければならない。

さて「陰謀」というのは、「人間の本来ある感情」特に「怒り」「嫉妬」「悲しみ「不満」「不安」」などに訴え、また「かわいそう」という同情心につけ込み、その感情を増幅したうえで、それを言って方向に向けるというようなことになる。

つまり、陰謀というのは、陰謀としてそれを仕掛けた人間がいるし、そのようなことを行う人間がいるのであるが、一方で、別な見方をすれば「人間が自分の持っている激情に負けた結果」であるということが言える。なかなかそのことに気づけないので、「現在生きている人々の陰謀」に関しては、なかなか話にならないのである。過去の陰謀ばかりを言う人は、基本的には現在の陰謀をあまり認識できていない。まず、我々情報を行う人間はそのことを認識しなければならないのである。

さて、今まで「陰謀説」を語るとき、現代のものとして、中国共産党やイスラムの陰謀が少なくなかった。もちろん、ヨーロッパやアメリカも陰謀を仕掛けているわけであり、それらの陰謀が日本に与えている影響も少なくない。

しかし、中国共産党のものの方が日本にとってかなり危険であるということになるのである。それよりも、私が中国の陰謀を危険であると思っているというような感覚があってもよいのかもしれない。

しかし、実際には「陰謀」とまで大げさなものではないにしても、日本の国内で、日本人に対して陰謀を仕掛けている人も少なくないのである。本日はそのことを見てみようと思う。


公明・遠山氏が議員辞職=自民・松本氏ら3氏離党―緊急事態下クラブ訪問で引責

 新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言下の深夜に東京・銀座のクラブを訪れていた公明党の遠山清彦前幹事長代理(51)が1日、衆院議員を辞職した。自民党の田野瀬太道文部科学副大臣(46)と大塚高司国対副委員長(56)が松本純元国家公安委員長(70)のクラブ滞在に同席していたことも判明。離党勧告を受け、3氏は離党した。

 緊急事態宣言で国民に外出を控えるよう求める中、政府・与党に自粛破りが相次いで発覚し、国民の反発が強まるのは必至。菅義偉首相の政権運営に大きな打撃となりそうだ。

 遠山氏は比例代表九州ブロック選出。1日、議員辞職願を大島理森議長に提出し、本会議で許可された。近く繰り上げ当選者が決まる見通し。

 遠山氏をめぐっては1月29日に資金管理団体によるキャバクラへの支出も明らかになり、幹事長代理を辞任していた。遠山氏は1日、「国民の政治への信頼を深く傷つけてしまった」と記者団に陳謝。出馬予定だった神奈川6区を含め「次の選挙に立候補する意思は持っていない」と述べた。

 首相は田野瀬氏を首相官邸に呼び、副大臣更迭を伝達。後任に丹羽秀樹衆院議員を起用した。大塚氏は役職を辞任。自民党は松本氏らに離党を勧告、3氏は離党届を提出し受理された。

 松本氏は衆院神奈川1区、田野瀬氏は衆院奈良3区、大塚氏は衆院大阪8区選出。松本氏は通常国会召集日の1月18日、都内のイタリア料理店を訪れた後、銀座のクラブ2軒をはしごし、午後11時すぎまで滞在。田野瀬、大塚両氏は1軒目と3軒目で同席していた。

 松本氏はこれまで「(店に行ったのは)一人だった」と繰り返しており、虚偽の説明をしていたことになる。これについて松本氏は1日、記者団に「実は後輩2人と訪問していた。前途ある彼らをかばいたい思いだった」と釈明した。

 議員辞職に関しては、3氏とも後援会と相談したいなどとして明言を避けた。 【時事通信社】

2021年02月01日 20時58分 時事通信

https://news.nifty.com/article/domestic/government/12145-949386/


 公明党と、宗教団体創価学会の関係が深いことは、すでに周知の事実である。そして公明党の議員数というのは、ある意味で創価学会の信者数に比例しているということがあり、そのために、公明党の議員というのはその執行部(宗教か政党かはわからないが)において様々な「身体検査」があって、その議席数を維持するということになる。もちろん、選挙であるから投票率が少なくなってしまえば、一定数の固定票があるので、議席数は比例して増えることになる。しかし、投票する人が多ければ、その中での固定数の割合が少なくなるのであるから、議席数は少なくなる。

しかし、実際にはその議席数が大きな内容になり、同時にその議席を持っている議員の行動は「学会の宗教的な教え」に従って選ばれているということになるから、今回のように議員が不始末を起こして議員辞職になるという事は、「執行部の判断が誤った」ということに繋がるのである。

つまり、基本的には公明党などはしっかりと政党や宗教団体で議員と議席を守り、その次の選挙の時に候補者を挿げ替えるというような対応になるのであり、公明党そのものが議員辞職をさせるというのはよほどの事しかないということになる。

まあ、自民党や民主党などとはこの辺が異なるところであり、公明党のほかに共産党もそうであるが、組織ですべてを隠すというような体質になる。

しかし、今回はそのようにならず、組織そのものが遠山議員を辞任に追い込んだということになるのである。

さて、基本的には銀座などにマスコミが張り込んでいて、自粛期間中に不心得な銀を狙っており、スキャンダルを作り出すということになる。このほかにもホテルなどに張り込んだり、会食がありそうなところに張り込むなど様々なことを行う。

これに対して、議員側はあまりにも無防備が過ぎる。しかし、今回はそれだけではない。もちろん、そしてそのような話があっても禊選挙を何回か行って、そのうえで、元に戻るということになろう。

しかし、なぜ今回のは議員辞職まで持ち込むのであろうか。これは、「マスコミ」が「自公政権を壊す」ということを狙い、そのうえで「自民党と公明党の間を割く」ということを必死に行っているということになる。

もちろん、菅内閣になって支持率が急落する中で、公明党の中にも自民党をあまり良いとしない者も少なくなく、そのような雰囲気に、コロナウイルスの自粛の内容が相まって、不満がたまており、その不満が「与党議員」に向かって行われるような形になっているのである。

その「不満」に負けているというような状況が、今回のような事件を起こしているということになる。まさに「マスコミ」が、政治的な変更は別にしても、何らかの事件を作って自分のネタにするというようなことがあり、そのようなマスコミの商業ベースの動きが、国民の不満を一定方向に向け、そのうえで、このような結果を生み出すのである。

まあ、それ以上に原因を作った議員がだめなのであるが、まあ、あまりマスコミに踊らされないようにする必要もあるのではないか。