名古屋城本丸御殿の復元工事
<職場のblog>
こんにちは!
台風18号が去ったのはいいのですが・・・・今日もめっちゃ暑!!
もう10月も半ばに近付いているのになぁ。。いつまで続くんでしょ、この暑さ ◝(๑⁺д⁺๑)◞՞
さて、弊社の嶋村君が、鈴鹿建築学校の仲間と一緒に社会見学に参加してきました。
行き先は名古屋城。
名古屋城は今、本丸御殿の復元工事の真っ最中です。
少しですが写真を送ってくれましたので、工事の様子もご覧ください。
名古屋城と言えば、『尾張名古屋は城でもつ』という言葉になっているぐらい名古屋の象徴となっています。建立から幾度もの震災・大火の憂き目にあったにもかかわらずそれらを潜り抜けていたのですが、第2次世界大戦の焼夷弾で、天守閣・本丸共に消失してしまったそうです。(←すごい残念!)
じゃあ、今、金のシャチホコが載っているのはなぁに?
戦後から始まった名古屋市民たちによる再建基金(寄付)等もあって1959年、鉄筋コンクリート造りでお城が再建されました。
しかし、2009年に河村たかし市長が誕生してから、一転、強力な『天守閣の木造復元構想』が推し進められました。これは肝いりっていうヤツですね。
話し合うこと6年余り・・・・・
とうとう実現できる見通しとなったそうですよ\(^o^)/
しかし、まだまだ障壁は厚く・・・
コンクリートによる再建工事(2年間)とは違って、本格木造再建。
しかも、石垣等周辺の修復まで含めると道のりは長く・・・・。市長は、「東京オリンピックまでに(2020年)」修復完了したいそうですが。
偶然にも、今日の毎日新聞の記事。
完成時期を「2020年」から「2022年」に遅らせる修正案が提出されるそうです。
◎http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161006-00000012-mai-cul
↑ これって、狩野なんとか(笑)っていう襖絵ですやんねぇ。昔、社会科で習いましたが。
これらは焼失を免れ、重要文化財に指定され、大切に保管されているそうです。もちろん、復元のために、ミクロン単位で緻密な作業が今も行われているとか。
すぎぼーは残念なことに、名古屋城に行ったことがないのですが、嶋村君の写真を見て、ぜひとも行ってみたくなりました。
寺社・城を扱える大工さんも減っている現在、ぜひともこの技術は伝えていってほしいものですよね。