受験勉強を通して手に入れられる将来にも役立つ学力以外の3つの力とは
今回のテーマは「受験勉強を通して手に入れられる力」です。このお話、今年も生徒たちに伝えたいので載せておきますね。
もちろん勉強によって得られる知識や勉強の中身だって将来に役立つ重要な力ですが、今回はそれ以外のポイントに着目していきたいと思います。
過酷な受験勉強を通して身につく力って、受験だけではなくて、将来にももちろん役に立つんですよ。逆に言えば、今のうちに受験勉強を通してそんな力を手に入れておきたいですね。
それではそのポイントを3つにまとめましたので見ていきましょう。これからの受験生に向けて書いた記事です。
頑張る力
まず最初に挙げるのは「頑張る力」です。
人間どこかで頑張る経験をしておくと、次に頑張るときも頑張りやすくなるんですよね。なんだか頑張る頑張るばっかり言っていますが、これ結構重要です。
例えば僕もずっとブログを書いていますが、最初はヒィヒィ言いながら書いていた一記事も、今は割とスムーズに書くことができます。これも日々の頑張りの積み重ねの成果。
それに僕らって追い込まれなくちゃ動けない一面も持っていますよね。受験って、多くの人にとってほぼほぼ最初の大きな壁。否が応でも頑張るタイミングになりますから、この機に頑張るコツや頑張り方を身につけられるといいですね。
実際にこの受験期で勉強の頑張り方を身に付けて、高校で無双する子達を今まで何人も見てきました。頑張ることは無駄にはなりません。
自分をコントロールする力
次に挙げるのは「自分をコントロールする力」です。自分を律する力と言ってもいいかもしれません。
やらなきゃならないことはあるけれど、やりたいことも沢山ある。そんな時に、誘惑に流されずやるべきことをやる力。習慣の利用や、自分の気持ちや行動を管理する力ということですね。
これ、実は大人でも難しいです。ダイエットや禁煙がなかなかうまくいかない世の中を見たらその大変さがわかりますよね。
だからこそ、このタイミングでこの力が身につけられるとその先の人生で大いに役立ちます。自分をコントロールするには自分をよく知らねばなりません。自分がどんなものでテンションが上がって、どんなことが嫌で、どんなことは頑張れるのか。この受験という大舞台を使って確認しておきましょう。
選択する力
人生を楽しむ秘訣を知っていますか?それは「能動的に動く」ということです。
「能動的に動く」とは、自ら動くということです。誰かの指示待ちではなくて、自分で選択し動くということですね。
もちろん誰かの顔色を伺って動くことが悪いわけではありません。ただ、それってあんまり楽しくないのです。
この受験期を通して、自ら考え動く力を高めましょう。人生とは毎日選択の連続です。どんな時にどんな考え方でどんな答えを選べばいいのか。選択の機会が多くなるこの受験期を使って、自分らしい考え方を身につけていきましょう。
自分で選択するって考えも勇気もいることです。誰かの言う通りにしていたほうが楽で安心ですよね。でも、そのままではいけません。だってこれから続いていくのはあなたの人生ですからね。誰かがずっと面倒見てくれるわけではないのですから。
自分で考えて行動すれば、成功も失敗も大きな糧になります。経験全部が宝物になります。もちろん不安なところは頼りになる大人に頼りながら、少しずつでも自分で考える機会を増やしていきましょうね。
というわけで、以上が僕の考える受験勉強を通して手に入れられる将来にも役立つ3つの力でした。
どんな力も、それ相応の負荷がかからなければ、成長はしません。絶好のこのタイミング、大きな飛躍の機会につなげましょう。
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折角だから手に入れられるものは全部手に入れちゃおう。