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こどもトリニティネット

最近よく聞く "SDGs"ってなんだろう?

2021.02.04 07:31

最近、SDGs(エス・ディー・ジーズ)という言葉がメディアやSNSで取り上げられ、耳にしたことがある方も多いかと思います。

また、カラフルなロゴマークやバッジを見かけ、気になっていた...なんて方も多いのではないでしょうか。

「英語だし、なんだか難しそう...」

言葉だけ聞くと難しく聞こえますが、実は私たちの生活にも関わることです。

今回は、ママも子どもたちも知ってほしい『SDGs』について詳しくご紹介します。


・SDGsってなに?

SDGsとは2015年の国連総会で定められた、2030年までに目指すべき17の目標のことです。

SDGsは「Sustainable Development Goals(サステナブル・ディベロップメント・ゴールズ)」の略であり、和訳すると「持続可能な開発目標」となります。


▼なんで作られたの?

「貧しい人々が取り残され、地球環境は悪化しており、このままでは世界が立ち行かなくなる」という強い危機感のもとにつくられました。

「持続可能な」というのは、「今だけでなく、ずっと続けていくことができる」ということ。

将来を担う次世代の子どもたちのための環境や資源を壊さず、今よりも良い状態にするための目標でもあります。


・SDGsの17の目標

では、ここからは具体的にどんな目標があるのか一つずつ確認していきましょう!この目標を達成することで、必ず世界が良いものになっていきます。


①貧困をなくそう

貧困と聞くと、海外の話!?と思ってしまいますが、実は日本も子どもの7人に1人は貧困状態にあると言われているそうです。


②飢餓をゼロに

世界では、満足に食べられないことで命を落とす子どもや健康に生きられない人が8億人以上もいると言われています。


③すべての人に健康と福祉を

だれもが健康で幸せな生活を送れるようにしよう!という目標です。


④質の高い教育をみんなに

世界では読み書きできない15歳以上の人が、7億人もいるそうです。だれもが公平に、良い教育を受けられるようにという目標です。


⑤ジェンダー平等を実現しよう

性別などの理由で雇用や給与で差別をしないということも含まれます。これに関して、日本は進んでないな、、と思う方も多いのではないでしょうか。


⑥安全な水とトイレを世界中に

世界で安全な水を手に入れられない人は、21億人もいるそうです。それによって、年間150万人の子どもが亡くなっているという現実があります。


⑦エネルギーをみんなに そしてクリーンに

世界で電力を使えない人は、8億人以上もいます。

再生可能エネルギーなどの取組も含まれます。


⑧働きがいも経済成長も

みんなの生活を良くする安定した経済成長を進め、だれもが人間らしく生産的な仕事ができる社会を作ろうという目標です。"働き方改革"も該当しています。


⑨産業と技術革新の基盤をつくろう

道路や電気、水道などのインフラの整備や災害対策などが該当します。災害大国といわれる日本にとって大事な目標ですね。


10人や国の不平等をなくそう

世界中から不平等や差別社会をなくそうという目標です。


11住み続けられるまちづくりを

だれもがずっと安全に暮らせて、災害にも強いまちをつくろうという目標です。住宅不足や建物の老朽化、ゴミ問題なども挙げられます。


12つくる責任つかう責任

廃棄物を減らす努力や食品ロスをどれだけなくすかということも関わってきます。


13気候変動に具体的な対策を

地球温暖化の問題などがあげられます。

2019年、日本の熱帯夜の日数は、30年前の約2.6倍でした。


14海の豊かさを守ろう

海洋汚染やプラスチックの問題があげられます。


15陸の豊かさも守ろう

陸の豊かさを守り、砂漠化を防いで、多様な生物が生きられるように大切に使おうという目標です。


16平和と公正をすべての人に

戦争やテロ、暴力のない平等で平和な社会を実現しましょうという目標です。


17パートナーシップで目標を達成しよう

国や自治体、企業や個人など世界のすべての人がみんなで協力し合いみんなでこれらの目標を達成しようという目標です。


・私たちにできることは?

地球上の「誰一人取り残さない」、そんな風に聞くと壮大で、個人でできることってあるのかな?って思ってしまいますよね。

しかし!大切なのは、小さなことからでも目標達成に向けて取り組むことです。

17の目標を確認して分かったように、日常生活レベルの内容や子どもと一緒に取り組みたい目標も数多くあります。


▶︎ママも子どもも取り組めるSDGs

例えば、"使わない部屋の電気を消す"

これは、目標7「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」の取り組みになります。エネルギーの無駄遣いをやめることは、お子さんと一緒に取り組みやすい内容ですね。


・誰ひとり取り残さない

一見難しい内容ばかりと思っていたSDGsですが、実は私たちの生活に関係しているということが少しだけ分かってもらえると嬉しいです(^^)

私たち一人ひとりが、自分ごとと捉えて取り組み、子どもたちが成長したとき、そしてその後の地球が持続可能な世界であり続けられるように...。

こどもトリニティネットは、これからも「誰一人取り残さない」をモットーにSDGsに取り組みながら、子育てママ達への発信を続けていきます。


【参考】

●国際連合広報センター

https://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/sustainable_development/2030agenda/sdgs_logo/

●ユニセフSDGsCLUB

https://www.unicef.or.jp/kodomo/sdgs/