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大人のピアノ初心者が習う簡単音楽教室

ピアノ初心者でも、作曲することができるのか!?手っ取り早く1曲作ってみたいときにやること!

2021.02.04 08:46

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はじめに

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ピアノを始めて間もないけど、

ふと「作曲」をしてみたいと思うことはありませんか?


最近ではテレビ番組で、

音楽プロデューサーやシンガーソングライターが

曲を作る過程のことを解説する場面もよく見かけますので、

そういったきっかけで作曲に興味を持つ方も多いようです。


結論から言うと、「できます」!


「作曲をする!」という体験は、

ピアノ初心者であっても間違いなくできます。


ピアノ初心者が、どんな手段で作曲をしていけば良いのかを、

今日は考えていきましょう。


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どうやって作曲するか

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もしかしたら、頭の中でメロディが鳴っていて、

それを曲にしたいと思ったかもしれません。


その頭の中で鳴っている曲を音像として抽出して

残すことができたならば、それはとても素晴らしい行為です。


ですが、ちょっと待ってください!


これはピアノ初心者にとってはやはり少々ハードルが高いです。


その前にもっと簡単な方法で「作曲」という作業の

感覚を掴んでいきましょう。


そして、時間をかけて、じっくりと熟成させるような感覚で

徐々に自分のオリジナル曲を作っていくといいと思います。


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何がなんでも1曲作ること

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作曲ができる過程で必要なのは、理論でもなく、

テクニックでもなく、何もわかってなくていいから、

とにかく何がなんでも『1曲作ること』です。


その一番簡単な方法はズバリ「既存曲を少し変える」です。


すでにある簡単な曲のメロディに改良を加えただけでも、

立派なあなたのオリジナル曲になります。


この方法ならば、簡単に『1曲』作れそうですよね。


英会話の習得で例えるならば、文法からではなくて、

上手い人の言っていることを口真似しながら

徐々に喋れるようになっていく感覚に似ていると思います。


既存曲を変えることは、英会話でいうところの

単語を少しだけ変えて例文を作ってみる作業に近いと思います。


しかし、侮るなかれ!この方法は

プロの作曲家もよく使っている手法なんですよ!


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どうやって少し変えるのか

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さて、どのように改良を加えていくのかを考えてみましょう。


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メロディ

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右手のメロディのどこか1音1音を吟味して変えてみましょう。


1個ずつ音をずらして、「あ、これはずらしてもいい響きだな」

と思ったら変えてみます。


変えられそうなところは、たくさん変えてもいいし、

変えなくてもいいです。


最初は、前後の音とあまり離れた音を使わないことがコツです。


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音の長さ

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音の長さや休みの長さは基本的に同じにしておきましょう。


音符や休符の長さを変えないのがポイントです。

どうしても他のリズムを入れたいときは、ほどほどにしましょう。


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左手

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左手は基本的に同じにしておきましょう。


これも、どうしても他のリズムを入れたいときは、

ほどほどにしましょう。


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実際に弾いてみましょう

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実際にピアノで弾いてみて指遣いがうまくいかない場合は、

その部分を改良して、無理なく弾けるメロディにしましょう。


せっかく作った曲をあなた自身がピアノで弾けなかったら

意味ないですもんね。


※他の楽器とか歌とかDAWに打ち込んだりとかする場合は関係ないですけどね。


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どんな曲が向いてるか

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やり方はなんとなくわかったけれど、

まず初めに1曲作るために改良を加えるための

「ちょうどいい曲」とはどんな曲なんでしょうか。


その条件を考えていきます。


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両手で弾ける曲

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ピアノ曲を作曲することを前提に考えると、

右手だけの曲では少々物足りません。


ですので最低限、両手で弾ける曲がいいと思います。


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比較的短い曲

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あまり長い曲だと、時間がかかってしまうのでオススメしません。


16小節くらいのかなり短めの曲でいいと思います。


長い曲を1曲やるより、短い曲を何曲かやったほうが

「作曲脳」が鍛えられていきます。


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ハ長調の曲

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最初は、#や♭の付いていない「ハ長調」の曲がオススメです。


メロディが白鍵だけで弾けることがポイントです。


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自分が弾いて楽しい曲

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これは必須ではないですが、自分好みの曲だと

モチベーションが上がりますし、

作曲した曲も気に入る確率が高いです。


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具体的には

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どんな曲が向いているか、例をあげます。


・こぎつね

・アルプス一万尺

・蝶々


などなど、、、


民謡や童謡が簡単で短くてオススメです。


<こんな感じで↓>


こぎつね(原曲)

↓↓↓


作曲したオリジナル


案外、簡単そうでしょ!


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最後に

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今回は、ピアノ初心者が作曲するとしたらどうするか、

ということで今回は考えていきました。


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まとめ

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まとめると


・ピアノ初心者でも作曲はできる

・まずは1曲作ってみるのが大切

・最初は既存曲のメロディを少し変えてみる


これが重要です。


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次のステップ

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簡単な曲のメロディ替えができてきたら、


・長い曲を変えてみる

・黒鍵を使った曲を変えてみる

・左手を動かしてみる

・和音を入れてみる

・リズムを変えてみる

・装飾音を入れてみる


と少しずつ難易度を上げていきましょう。


そうすることで、徐々に曲作りの自由度も

上がっていくとともに、本格的な作曲の感覚を

手に入れていくことができます。


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懸念点

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「これは盗作なのでは?」と思われるかもしれませんが、

曲に対するリスペクトがある限りは

「オマージュ」と呼びますので盗作ではありません。


「これは編曲なのでは?」と思われるかもしれませんが、

オリジナルのメロディに書き変える作業は、立派な「作曲」です。


、、、ということで、自分の作りたい曲を作るための

最初の入り口は、『既存曲の研究』が重要な鍵となります。


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既存曲の研究

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作曲家と呼ばれる人たちは、耳コピや編曲などを含めた

『既存曲の研究』をたくさん重ねることによって、

作曲の技術を手にしています。


もし、完全にオリジナルの曲を作りたいと思った時は、

まずその曲と似た既存曲を研究して、

エッセンスを取り入れていくことをオススメします。


そしてさらに本格的に作曲ができるようになるためには、

やはり音楽理論の知識やテクニックが必要です。


より質の高い音楽を作るためのものです。


ただ、究極をいうと、曲づくりにルールはありません。


自由でいいんです!


ですので、あまり深く考えずに、最初は楽しんで作曲してみましょう。


頭で作るんでなくて心で作ります。

あなたが「いい」と思った曲が、「いい曲」になるんです!