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カラーセラピー札幌・色彩心理

便利になったことで失われてしまったこと

2016.10.08 15:12

日々日常を淡々と繰り返す
そうしているうちに少しずつ、少しずつ
いろいろなことが進化し続けています。


忙しさに追われ
効率よくこなせるようにと
便利なものが増えました。


毎日の暮らしの中では

「当たり前」という感覚の中で過ごしてしまいがちですが


5年、10年、15年、20年

長い年月で振り返ってみると

今ある当たり前の多くが存在していないことに気がつきます。


携帯電話、スマートフォン、インターネット

24時間営業のコンビニなどなど

コンビニだって、午前7時に開店し午後11時に閉店する

セブンイレブンができたのが始まりでした。

それが今では24時間営業。


いつでも好きな時に欲しいものが買えてしまいます。

インターネットでも買い物が簡単にできてしまう時代です。


とても便利になったこの状況で
失われていることがあります。



なんだと思いますか?



とても便利になったことで失われてしまいつつあるもの。。。

それは、

「待つこと」です。

昔は、遠方の方と文章をやり取りするためには

手紙という方法しかありませんでした。

要件を手紙に書いて送る

送った手紙が相手に届くまでに数日。。。

受け取った相手が手紙を読み返事を書くまでに数日。。。

そして、返事を投函してから届くまでに数日。。。


手紙を出してから返事が届くまでに最短でも1週間程度は待たなければいけませんでした。


それが、今ではメールでやり取りができてしまう。

送りたい時に送ると相手に届く。


一家に一台電話があった時代に比べ
今では一人一台の携帯電話、スマホの時代

直接本人に電話をかけることができてしまうため

帰宅時間を待つ必要もありません。


待つことに慣れていないため
ゲームやDVDなどがなければ暇をつぶすことも困難。。。


待つ機会が無意識のうちに失われ
待つこと自体がストレスになっている現状。


その結果、キレやすい子どもが増えているのであれば

遊びを通して、色を意識して

待つことをトレーニングし

待つことの機会を増やすことでキレやすい子どもを減らすことができるのではないでしょうか。


待つ機会が無意識のうちに失われ
待つこと自体がストレスになっている現状。


時間に追われている毎日

そのほんの少しの時間を子どもと共有し

大人も子どもも一緒に

待つことに対する免疫をつけ

キレない子育てをしませんか。


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