冬芽から、時間の経過を感じましょう。
2021.02.04 13:21
今日撮影した、さくらの〝冬芽〟です。
まさに、『ふゆめ がっしょうだん』!
『ふゆめ がっしょうだん』 とは絵本です。
以前娘と読んだことがあります。
冬芽が、いろんな動物の顔に見えて、とっても可愛いんです!
冬の木は一見裸ん坊ですが、とんでもない!
しっかりと、花の赤ちゃんが、びーっしり!
この『さくら』という絵本にも、かわいらしい冬芽について描かれています。
昨日2/3は立春でしたが、まだまだ寒いですね。
でも、寒さもなんのその!
たくましく、びーっしり!びーっしりとあかちゃん軍団がスタンバイしてます。
春を今か今かと待っていますね。
何が言いたいのかといいますと。
茶道では、お道具や茶花などを通じて、「目には見えない時間の経過」を表現することがあります。
この冬芽も、今は一見寒々しいですが、春に向けてじっとスタンバイしている芽です。
現在の、まだまだ厳しい冬〜春の訪れを期待させます。
冬芽から「もうちょっとのしんぼうですよ、春はすぐそこですよ」と聞こえるようです。
このように、冬芽からは現在、すぐ近くの未来という時間経過を感じ取ることができますね。
そう思うと、冬芽がさらに可愛く見えてきませんか?