【マネトレ図鑑①】学連マネ・新田健
こんにちは!マネージャーの新田健(文学部/早大学院出身)です!
マネージャーやトレーナーの仕事について、詳しく伝えていく企画【マネトレ図鑑】の第1回を飾ります。
どうか最後まで読んでもらえると嬉しいです。
「マネトレ図鑑」のはじまりはじまり~~
学連マネージャー??
僕は早稲田マネージャーの中でも1人しかいないポジション『学連マネージャー』です。
「学連」ってなんでしょう?
・・・その響きから反社会的組織を想像してしまいますが、そんなことはありません。
「関東漕艇学生連盟」これが正式名称です。
ペラペラと辞書でもひいてみましょうか。
【学連】(がくれん)[名]
関東漕艇学生連盟の略。インカレや全日本選手権をはじめとする全日本級の大会運営を担うほか、日ごろから戸田ボートコースの整備に取り組む大学横断の学生組織。主に各大学のマネージャーやコックスから成る。
・・・ということです。学連の仕事は大きくわけて2つ!
①大会運営
大学生の大舞台「インカレ」やボート界最高峰レース「全日本選手権」の大会運営を担います。
具体的には
[1]タイム計測....500m毎にタイム計測をします。結果は日本ボート協会HPに掲載!
[2]水路作業....ブイ設置、放送系統の運用など、多くの選手が知らないような裏方作業を担い、大会を支えます!
[3]その他....“粛々と流れるように終わるレース”しかし、その裏ではトラブルが起きていることもしばしばです。沈や審判艇不具合などなど、どんなことが起こっても“何事もなかったかのように”レースを終えるため、学連員は裏で走り回っています。
②コース整備
ボートコースに浮かぶブイたち・・・多くは学連が設置したものです。ブイに限らず、戸田ボートコースの整備の多くを学連が担っています!
↑審判艇だって直しちゃいます
・・・とまぁ見ての通り「裏方」です。
某缶コーヒーのCMのおじさんは言いました。
「この世界は誰かの仕事で成り立っている」と。
まさにその通り。ここまで裏方だと彼の台詞が深いことに気づかされます。
でもね、「裏方」たる学連には魅力があるんです!!
1⃣他大の人たちと“仲間”になれる
学連は大学横断の組織です。ゆえに集まる学連員も様々な経歴の持ち主で、愉快なオアズパーソン達と出会えます。
そんな人たちと一緒に作業をしたり、大会運営をしたり、みんなでゴールへ向かって全力を注ぎます。
愉快な仲間と濃い経験を求めているそこのあなた!学連、向いてると思います。
2⃣大会運営の“プロフェッショナル”であること
大会を運営すれば、どんなに準備を入念にしたところでトラブルは必ず起きます。何が起こっても、“何事もなかったかのようにレースを終える”のが学連に課された使命です。
僕自身、いろんなトラブルと出会ってきました。「この場で僕が何とかできなかったら、この大会は詰むんだな....」なんて考えてしまうほど追い詰められる局面もあります。
それでも、大会を無事に終えられるように仲間と協力して解決しなければいけません。全日本級の大会運営を任されているのは学連だけなので、学連員ひとりひとりに“プロ意識”があります。
早稲田マネージャーが“部の運営を通して選手を支える人たち”だとしたら、
学連マネージャーは“選手が活躍できる場をつくることで選手を支える人たち”となります。
そういう意味では、“そもそもの土台を築くようなポジション”と言えますね。
目立つことはないけれど、自分たちが整えた舞台で選手が輝く姿をみられるのは何にも代えがたい経験だと思ってます。
早稲田マネージャーとして、学連マネージャーとして、2つの顔を持ちながら今日も選手を支えていきます!
・・・・僕の紹介をするどころか学連の紹介になってしまいました。
僕の身の上話はまた別の機会で!
他の【マネトレ図鑑】もどうぞよろしくお願いします!!