●二方胴付き平枘接ぎ(にほうどうつきひらほぞつぎ)
2021.02.05 01:38
二方胴付き平枘接ぎ(にほうどうつきひらほぞつぎ)とは、枘(ほぞ)の胴付き(どうつき)が二方である平ほぞ接ぎ(ひらほぞつぎ)のことです。
二方の「方」とは、領域のことと考えて良いと考えています。
Figure 1 をご覧ください。
枘穴(ほぞあな:mortise)を掘った角材A(女木、めぎ)の面と接触する角材B(男木、おぎ)の部位を胴付き(どうつき:shoulder)と言います。
この場合、角材B(男木、おぎ)の胴付きには二つの領域、すなわち I と II とあります。
胴付きの領域が2領域有るので、二方胴付きと呼びます。
Figure 1 二方胴付き平枘接ぎ(にほうどうつき)