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●四方胴付き平枘接ぎ(しほうどうつきひらほぞつぎ)

2021.02.05 01:47

 四方胴付き平枘接ぎ(しほうどうつきひらほぞつぎ)とは、枘(ほぞ)の胴付き(どうつき)が四方である平ほぞ接ぎ(ひらほぞつぎ)のことです。

四方の「方」とは、領域のことと考えて良いと考えています。

Figure 1 をご覧ください。

枘穴(ほぞあな:mortise)を掘った角材A(女木、めぎ)の面と接触する角材B(男木、おぎ)の部位を胴付き(どうつき:

tenon)と言います。

この場合、角材B(男木、おぎ)の胴付きには三つの領域、すなわち I、II 、III と IV とあります。

胴付きの領域が四領域有るので、四方胴付きと呼びます。

Figure 1 四方胴付き平枘接ぎ(しほうどうつきひらほぞつぎ)