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なるの台本置き場

【不問3】レッツ・アクト!

2021.02.05 09:00

不問3/時間目安20分



【題名】

レッツ・アクト!



【登場人物】

ハル:小説が好き。

ソラ:舞台が好き。

ナオ:主な台詞は『どーん!!!』



(以下をコピーしてお使い下さい)


『レッツ・アクト!』作者:なる

https://nalnovelscript.amebaownd.com/posts/14087398

ハル(不問):

ソラ(不問):

ナオ(不問):




-------- ✽ --------






001 ソラ:ハル、明後日の午前中空いてない?


002 ハル:明後日の午前中は本の受け取りがあるから忙しい。


003 ソラ:受け取った後は暇ってことだよね?!


004 ハル:受け取った後はその本を読まなきゃ行けないから忙しい。


005 ソラ:ハルの意地悪!


006 ハル:ちなみに、もし、空いてるって言ったら何に誘われるわけ?


007 ソラ:舞台のチケットがここに2枚あります。


008 ハル:うん、やっぱり忙しいから。ごめん。


009 ソラ:返事早くない?!


010 ハル:だって、一緒に行ったら舞台が終わった後にその舞台の台本を買って一緒に読むんでしょ?


011 ソラ:もちろん。


012 ハル:当たり前、みたいな顔しないで頂けますかね、ソラさん。


013 ソラ:そりゃあ余韻が残っているうちにやるでしょ。


014 ハル:何言ってんのこいつ、みたいな目で見るのやめてもらってもいいですかね?おかしいのはソラだからね?!


015 ソラ:いや、そう言うハルだって、一緒に本屋行ったらめちゃくちゃ本薦めてくるじゃん。


016 ハル:そりゃあ面白かったやつは人に薦めたくもなるでしょ。


017 ソラ:ハル、何度も言ってるけど、本嫌いには何を言っても無理だよ。


018 ハル:台本読んでるじゃん。


019 ソラ:台本は本じゃないでしょ?


020 ハル:いやいや、台詞が書いてある本で台本でしょ?だから本だよ?


021 ソラ:……え?


022 ハル:だから、言うの2回目だけど、何言ってんのこいつ、みたいな目で見るのやめてもらってもいいですかね?!ソラさん?!


023 ソラ:まぁ落ち着きなよ、ハル。


024 ハル:誰のせいだと思ってる……。


025 ソラ:あ、じゃあさ、今ちょっと台本読むの付き合ってよ。


026 ハル:嫌だ。


027 ソラ:簡単なやつでいいから、ね?ハルも内容知ってるような有名なやつにするから、ね?お願い!


028 ハル:はぁ……分かった。


029 ソラ:よし、じゃあまずは……んー……これかな。送ったから、確認して。


030 ハル:はいはい……ん?これ?


031 ソラ:はい、じゃあハルソラ劇場のスタートまで、3・2・1・アクト!


032 ハル:N『舞踏会に着いた美しいシンデレラは、たちまちみんなの注目の的となり、王子様もシンデレラの美しさに気づき、シンデレラを踊りに誘いました。 』


033 ソラ:王子『ぼくと、踊っていただけませんか?』

        シンデレラ『もちろんです。王子様』


034 ハル:あ、そこは一人二役なんだね?

      ……N『シンデレラは王子様と夢のような時間を過ごしているうちに、時の経つのも忘れてしまい、気がつくと、時計が12時を打ち始めています。 魔法使いとの約束を思い出したシンデレラは駆け出しました。 』


035 ソラ:シンデレラ『まあ大変、12時だわ。もう帰らなくては。』


036 ナオ:(遮るように)どーん!!!


037 ハル:うわぁ!!!!!!!!!


038 ソラ:あ、ナオ。何してんの?


039 ナオ:通りかかったから邪魔しようと思って。……ハル大丈夫?


040 ハル:ウン……ウン……ビックリシタ……。


041 ナオ:ハルサン、ダイジョウブデスカ?


042 ソラ:(笑いながら)ナオ、何でカタコト?


043 ナオ:ハルがカタコトだったから?


044 ソラ:相変わらずナオは面白いなー!さて、ハル続きー。


045 ハル:え、早くない?


046 ソラ:ドンドン行くよ?こういうのは勢い。


047 ハル:あ、うん。


048 ソラ:ナオもやる?


049 ナオ:よく分かんないけどやるー!


050 ソラ:おっけー!じゃあ次は……これかな。


051 ハル:え、これやるの?


052 ソラ:やります。じゃハルソラナオ劇場スタートまで、3・2・1・アクト!


053 ナオ:N『森の奥へとまよい込んでしまったヘンゼルとグレーテルの前に、どこからかきれいな白い小鳥が飛んできて、二人の前をピヨピヨ鳴きながら、おいでおいでと尾っぽをふりました。

 

054 ハル:ヘンゼル『もしかして、僕たちを呼んでいるのかな?』


055 ソラ:N『小鳥にみちびかれてしばらく行くと、そこには小さな家がありました。小鳥はその小さな家の屋根にとまっていましたが、二人が近づくと姿を消してしまいました。』


056 ナオ:ヘンゼル『あれ、小鳥が消えちゃった。……それにしても、この家はいい匂いがするな。』


057 ハル:グレーテル『ヘンゼル!みてみて!この家、おかしで出来ているよ!』


058 ソラ:N『驚いた事にその小さな家は、全部がおかしで出来たおかしの家だったのです。屋根のかわらが板チョコで、周りの壁がカステラで、窓のガラスが氷砂糖で、入り口の戸はクッキーと、どこもかしこもおかしでした。』


059 ナオ:(最後の方を遮るように)どーん!!!


060 ソラ:あっ!夢の家を……貴様ァ……!


061 ハル:え、怒る所そこなの?


062 ソラ:だって!コイツはぁ!夢のお菓子の家を!破壊したんだ!子供達の目の前でぇ……うぅ……(泣くフリ)


063 ナオ:……元気だして、ソラ。


064 ソラ:誰のせいでこうなったと……!


065 ハル:あの……帰っていい?


066 ソラ:え?


067 ナオ:え?


068 ハル:はぁ……2人とも……何言ってんのこいつ、みたいな目で見るのやめてもらってもいい?


069 ソラ:だって……ねぇ?


070 ナオ:ねぇ?


071 ハル:はぁぁぁ……わかった。もうちょっとだけなら付き合う。


072 ソラ:流石ハル!じゃあ次はこれ。


073 ナオ:ふむ……。


074 ソラ:用意できた?いいね?


075 ハル:あ、ちょっと、


076 ソラ:ハルソラナオ劇場スタートまで、3・2・1・アクト!


077 ナオ:お母さん『いいですか、途中でみちくさをしてはいけませんよ。それから、オオカミに用心するのですよ。オオカミはどんな悪いことをするかわからないから、話しかけられても、知らん顔しているのですよ。』


078 ハル:赤ずきん『はい、お母さん。大丈夫よ』


079 ソラ:N『赤ずきんは、お母さんを安心させるように元気よく「いってきまーす!」と言って出かけていきました。


080 ナオ:どーん!!!


081 ソラ:……あれ?


082 ナオ:……ん?


083 ハル:話終わっちゃったね?


084 ソラ:狼……いなくなったなぁ。


085 ナオ:あっ!


086 ハル:何で今頃「しまった」みたいな顔してるの?割と最初から話終わらせてるからね?


087 ソラ:さ、さぁて次行くよ〜。はい送ったからね、行くよ。3・2・1・アクト!


088 ナオ:N『少女は寒さを避けるために、家と家の間に入ってしゃがみこみました。それでもじんじんと凍えそうです。』


089 ハル:赤ずきん『そうだわ、マッチをすって暖まろう』


090 ソラ:N『そういって、一本のマッチを壁にすりつけました。シュッ。マッチの火は、とても暖かでした。少女はいつのまにか、勢いよく燃えるストーブの前にすわっているような気がしました。』


091 ハル:赤ずきん『なんて暖かいんだろう。ああ、いい気持ち。』


092 ナオ:N『少女がストーブに手をのばそうとしたとたん、マッチの火は消えて、ストーブもかき消すようになくなってしまいました。』


093 ソラ:ナオ……どーん!!!、は?


094 ナオ:なんか可哀想になって……。


095 ハル:今……いつの間にか期待してた……慣れって怖い……。


096 ナオ:可憐な少女を爆発させるなんて出来ない……。


097 ソラ:普通の心を持っていたんだね……。


098 ナオ:……え?


099 ハル:ソラ、次が最後で。


100 ソラ:え!やだ!


101 ハル:いや、時間見て?


102 ソラ:あ、もうこんな時間か。


103 ナオ:……ソラ?


104 ソラ:大丈夫ナオ。最後ちゃんと暴れられるところあるから。大丈夫。……よし、これラスト!


105 ハル:はい、じゃあ始めまーす。3・2・1・アクト。


106 ソラ:N『人魚姫が船の中を見ると、ひときわ目をひく美しい少年がいました。それは、パーティーの主役の王子です。そのパーティーは、王子の16歳の誕生日を祝う誕生パーティーだったのです。』


107 ナオ:人魚姫『すてきな王子さま』


108 ハル:N『人魚姫は夜になっても、うっとりと王子のようすを見つめていました。……と、突然、海の景色が変わりました。稲光が走ると風がふき、波がうねりはじめたのです。』


109 ナオ:どーん!!!


110 ソラ:N『水夫たちがあわてて帆をたたみますが、嵐はますます激しくなり、船はあっという間に横倒しになってしまいました。船に乗っていた人々が、荒れくるう海に放り出されます。』


111 ナオ:どーん!!!


112 ハル:人魚姫『大変!王子様ー!』


113 ソラ:N『人魚姫は大急ぎで王子の姿を探しだすと、ぐったりしている王子の体を抱いて、浜辺へと運びました。』


114 ハル:これ……。


115 ソラ:むちゃくちゃ良かったんじゃない?


116 ナオ:よしっ。


117 ソラ:じゃあ終わるか〜。


118 ナオ:へ?ちょ、え?


119 ハル:はい、じゃあ解散。お疲れー。


120 ソラ:あ、ハル、また連絡するから!ナオもお疲れー。


121 ナオ:あ、うん、またね……どーん……。



(終)