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宗像(むなかた)神社

2021.02.05 15:12

鳥取県米子市にある宗像神社は、田心姫命(たぎりひめ)、湍津姫命(たきつひめ)、市杵島姫命(いちきしまひめ)の三女神をはじめ、十八柱の神様をお祀りする神社です。

↑ 一の鳥居と案内板

宗像神社は、米子市内を通り、米子城の下を通って中海へそそぐ賀茂川の中流部に位置するところに鎮座されています。

宗像氏族が移住や交易によって訪れ、航海・交通の安全を祈願していたのでしょう。

↑ 参道から

1枚目:参道横にあるサイノカミ(?)

2枚目:一の鳥居を通って、二の鳥居、随神門を通って行ったところ。

↑ 拝殿正面

↑ 額と龍

鮮やかな色の龍がとても綺麗です。

ー宗像三女神についてー

スサノオ命が天照大御神との誓約で生まれた五男三女神の三女神で、九州の玄界灘にある沖ノ島・大島・宗像にそれぞれの女神がお祀りされ、宗像三女神として崇敬されています。

沖ノ島:宗像大社沖津宮には田心姫命

大島:宗像大社中津宮には湍津姫命

宗像:宗像大社辺津宮には市杵島姫命

↑ 拝殿・本殿

田心姫命は大国主命との間に阿遅鉏高日子根神(あじすきたかひこね)と下照比売命(したてるひめ)を産んだとされています。


湍津姫命は大己貴命(後の大国主命)との間に八重事代主命を産んだとされています。また、事代主命は神仏習合で恵比寿と比定され、同神とされています。


市杵島姫命は天照大御神の孫邇邇芸命が高天原から降臨する際に付き添い、邇邇芸命をサポートした神様とされています。また、神仏習合からは弁財天と比定され、同神とされています。

↑ 3枚 境内の様子