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Workshop Vuovdi / 東京下町の小さな森の工房

コッヘルな話

2021.02.06 06:17

まずは世界の知恵袋Wikipediaからコッヘルを調べてみた。


『コッヘル』とは

キャンプ、登山等主に野外で使用される携帯用の小型の調理器具である。語源はドイツ語のKocher(調理するもの、調理器具)による。コッヒェル、コッフェルとも言うがこれらは舞台発音からくるもので現代ドイツ語発音に近い表記はコッハーである。英語のクッカー(Cooker)とほぼ同義。

私が手伝っている某東京都立のキャンプ場ではキャンプブームの煽りも影響してなのか来場者の約9割が初心者という恐ろしいキャンプ場で、ここではコッヘルと言っても通じないことが多い。時にはクッカーもお客さんに通じない時があって終いには『なべ』って言ってる時があるw

それはさておき『コッヘル』と『クッカー』どちらとも同じものなんだけど『コッヘル』って言った方がプロっぽく聞こえないかい?


前置きが長くなってしまったが今日はその中でもコッヘルな話をしようと思う。


ご覧いただいているのはかれこれ私が10年以上ソロキャンプで使っているスノーピークのソロチタンクッカーだ。その前は小学校のボーイスカウト時代から使っていたアルミのコッヘルを30年近く使っていた。ある時フタを無くしてしまったのとかなりポンコツボロボロ状態だったので買い替えたわけだが道具としてはまだ家で使っている。

こちらのスノーピークのコッヘルもご覧の通りボコボコではあるが凹んでは叩き出して、凹んでは叩き出して使っている。すでにこちらのモデルは廃盤になって現行モデルが改良されて発売されているが、多分このコッヘルはこの先一生使うと思う。

道具っていうものは不思議なもので、ある一定の使用期間と使い込み度が超えると本当に愛おしい存在へと変わる。


使い込み度は時間に比例して改良も進むので例えば

ポットフックでも使えるようになり

蓋持つところもリューターで削られていたりするわけだ。とにもかくもこんなボロでも愛おしくてどこにでも連れて行ってあげたくなるわけだ。


今回はこれがコッヘルな話w

キャンプ用品って次から次へと便利な新しいものが出るけど本来はコッヘルみたいなもんじゃないのかな?