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Baby教室シオ

おもちゃ『クリームシチュー』

2021.02.10 00:00

お料理作りをおままごとで実践してみようという際に貸出すのがこのおもちゃ。

ピーラーで野菜の皮を剥き、包丁で具財を切り、炒めて煮込んで、盛り付けてを楽しんでもらいます。

日頃からお母さんの料理作りを目にして、お手伝いをしていると色々な学びを身につけることができます。子供にさせると時間がかかるからさっさとご自身で作られる方がおられますが、それはとても残念なことです。小学校に上がる前の幼稚園の年中・年長児に集中して料理作りを行うことが学びも多く、また時間的余裕もあります。

我が家も子供が小さい頃は、えて切れない包丁で玉葱を切らせ目に沁みる経験をさせ、エプロンにゴーグル姿という可笑しな写真と思い出が残っています。みなさんにも当時の幸せの充実感を味わってほしいと願います。

また同じ話をしてしまいますが子供が幼稚園の頃、レストランでサラダが出てきたときに胡瓜やトマトの切り口を見て縦切りか横切りか、お手伝いを通して経験したことを言葉にしたことがあります。このようなことを理解すると観察眼と思考力が育つため、色々な食材の断面を観察し経験を積ませることや食材の切り方を実践させることもできます。確りと頭で考えるためには行動すること、そこから見えてきたことを考えさせることが必要になります。

子供は切ることも混ぜることが大好きです。「ジュージューまぜまぜ」と言いながら満面の笑みで混ぜている様子をよく見かけます。まるでお母さんのようなことをしているんだと言わんばかりに。また日常的に食材を炒めるときの音を知っていなければ、ジュージューという擬音を表現することもできません。

生きる知恵として火の通りが悪い食材から先に炒めたり、肉柔らかくするために麹やパイナップルエキスにお肉を付けておこうかななんて知恵を授けたりすることもできます。

出来上がりをただ盛り付けるのではなく、いかに美しく盛り付けるかも美的感覚に繋がりますね。最近とても注目しているのが渡辺美奈代さんのお弁当の盛り付けです。よく観察すると彼女の美しいお弁当の詰め方の法則が分かります。食材の切り方に注目してご覧あれ。


今回取上げたおもちゃは多くはマザーガーデン中心のものですが、幾つか寄せ集めのものも入れています。中の具財を変えておでんにしてみたり、お煮しめにしたりと幅を広げるのもいいかと思います。