文章題を作ってみよう
作文や短文作りを宿題にする時に「作文を書いてきてください」「日記を書きましょう」だけでは、子ども達は一体何について書いたらよいのかが思い浮かばず筆が進まないので、少しでも書くことを億劫がらないように、書きたくなるような工夫をして出すようにしています。
今回は、日本語の助数詞(もののかぞえかた)を簡単に復習したので、文章題の問題を作るというのがお題でした。
まず計算式を考えて、その計算を導くための問題文かお話を作ってもらいました。
1個、1匹、1本、1人などの助数詞を正しく使い分けることが主眼でしたが、自由で楽しいお話やクラスのお友だちが登場する文章題など、自由に書いてくれました。
・しき 100−0=100
あるところに、ありが百ぴきいました。
ダンゴムシがアリにたべられないようにアリのコスプレをしていいました。
「イタリアっていうくににトマトが百こあるんだってさ。でもぼくたちは、ひとつもトマトをたべられないよ。だからトマトは百このままイタリアにあるよ。」
・しき 40+12+8=60
わたしは、えんぴつを40本もっています。
Aちゃんは、わたしより12本おおく、Bくんは、Aちゃんより8本おおくもっています。
Bくんはえんぴつをなんぼんもっていますか。
*名前の部分は、「わたし」「仮名」に直してあります。
・しき 32−10−10=12
17−12=5
32ひきのめだかがいました。
2人に10ぴきずつあげたあとなんびきか買ってきたので、めだかは17ひきになりました。めだかをなんびき買いましたか。
・しき 25−17=8
犬が25ひきいます。
ねこより17ひき多いです。
ねこは何びきいますか。
・しき 19+5=24
公園に女の子が19人います。
女の子は男の子より5人少ないです。
公園に男の子は何人いますか。