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Ayano Harada

2021

2021.02.07 14:00

2021 「一本の線が集まり面になり、空間へ繋がる」 

           手漉き紙、銅版画、カーボランダム



山は一枚の葉からできていると感じる。

声は一つの音からできていると感じる。

このような感覚を可視化することが制作の動機である。この動機から、紙の厚みや版のざらつきなど、感触を確認しながら制作している。手の痕跡がものに残る。ものがあるから痕跡が残る。このような各対象の関係性により、私の作品は成立している。今回の作品では、「紙と版」の関係を探ることを制作の軸とした。