米国で活躍中のプロバスケットボールプレイヤーの八村塁選手と大正製薬がジョイントでファシリティドッグ・プログラムを通じて入院中の子ども達を支援!
この度、認定 特定非営利活動法人 シャイン・オン・キッズ[東京都中央区 理事長 キンバリ・フォーサイス]が展開するファシリティドッグ・プログラムに対して世界最高峰のバスケットボールリーグのNBAリーグで活躍するプロバスケットプレイヤー、八村塁選手及び大正製薬株式会社[本社:東京都豊島区 社長:上原 茂](以下、大正製薬)よりご支援をいただけることとなりました。
八村塁選手からのご寄付の経緯説明
常日頃から若者や次世代を担う子供たちを支援できればと思っており、シャイン・オン!キッズが取り組まれている病気と闘う子供たちを支援する活動を知り、ぜひご協力させていただきたいと考え、ジョイントチャリティのパートナーシップを結んでいる大正製薬と共に支援させて頂くこととなりました。僕自身も今の自分になるまで多くの人の助け、支えによって成長することができたので、少しでも子供たちの目標や夢をかなえるお手伝いができればと思っています。
今回のご寄付は静岡県立こども病院、神奈川県立こども医療センター、東京都立小児総合医療センターに導入中のファシリティドッグ・プログラムのために使われます。ファシリティドッグは看護師経験のあるハンドラーとともに、辛い治療や検査の際に寄り添って子ども達を励ましたり、手術への同行やリハビリの付き添いをしたりします。コロナ禍でも活動を続け子ども達に笑顔と勇気を与えています。
この度、米国滞在中の八村選手から、特別に現在入院中の小児がんや重い病気と闘う子ども達へ動画メッセージをいただきました。
◆八村塁選手プロフィール
中学校から本格的にバスケットボールを始め、高校では全国高校選抜優勝大会(現全国高校選手権)で3連覇を達成。在学中に日本代表候補に選ばれた。
2016年にアメリカのゴンザガ大に入学。3年目のシーズンには全米大学選手権で8強入りし、スモールフォワード部門で最優秀選手に選ばれた。
2019年のNBAドラフトにおいて日本人として初めて1巡目指名を受け、ワシントン・ウィザーズに入団。新人シーズンは72試合中48試合に出場し、活躍が評価されNBAオールルーキーチームの2ndチームに選出された。
203センチ、104キロ。21歳。富山県出身。
◆大正製薬
大正製薬は、創業以来100年以上にわたり「生活者の健康でより豊かな暮らしの実現に貢献する」ことを使命とし、病気の予防から治療までの幅広い製品ラインアップで、皆さまの様々なニーズに応える総合医薬品メーカーです。
「リポビタン」「パブロン」「リアップ」を始めとした多くのトップシェアブランドを保有するOTC医薬品のリーディングカンパニーとして、市場の活性化と拡大を図るとともに、医薬事業においては自社の強みを活かした領域における展開を強化し、自社オリジナル製品の上市に向けて取り組むだけでなく、近年、ヨーロッパ、東南アジアを中心とした海外展開強化を図っています。
◆ファシリティドッグ・プログラム
ファシリティドッグ(特定の施設で活動するために専門的に育成された犬)とハンドラー(犬をあつかう専門的なトレーニングを受けた看護師)がペアになり、患者の治療や入院生活に寄り添います。ファシリティドッグの大きな特徴は、毎日同じ病院に勤務し、個々のニーズに合わせた活動を行うことです。プレイルームでの触れ合いから、つらい検査や手術室への付き添い、リハビリ支援なども行います。ときどき訪れて短い時間だけふれ合うのではなく、同じ犬がいつもそこにいて、多くの時間を繰り返し過ごせることが、入院治療している子どもたちの心の励みになります。先行するアメリカでは年間60 頭以上のファシリティドッグが誕生し、多くのこども病院で活躍していますが、日本ではまだ静岡県立こども病院、神奈川県立こども医療センター、東京都立小児総合医療センターの3箇所のみで活動しています。
現在クラウドファンディング「ファシリティドッグの寄り添いを未来へつなぐプロジェクト2021」を:READYFORで挑戦中です!(2月12日まで)
https://readyfor.jp/projects/facilitydog3
◆認定 特定非営利活動法人シャイン・オン・キッズ
2006年7月に発足。設立者の息子のタイラーは2歳を目前に白血病とのたたかいの末、短かすぎる生涯を閉じました。つらい闘病生活でも笑顔を絶やさなかったタイラーの勇気と自分たちの経験を役に立てたい、という気持ちからスタートした活動は今年15年目を迎えました。
小児がんや重い病気の治療に向き合う子どもたちは、長期にわたる入院治療生活で不安や大きなストレスとたたかっています。日本の医療レベルは世界で最も進んだものといえますが、患者や家族のサポート面に課題があると私たちは考えます。長くつらい入院治療中でも、子どもたちが笑顔を忘れずにいられるように、独自の「心のケア」のためのプログラム、ビーズ・オブ・カレッジを23病院、ファシリティドッグ・プログラムを3病院に導入。2017年からは、小児がんサバイバー対象のワークショップ「キャンプカレッジ」を実施しています。