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SHIMOJO NEW YORK NEWS

ニューヨークは今、2月08日(店内ロボット)

2021.02.08 17:22

久しぶりの大雪に見舞われているニューヨークですが、2月02日にはセントラルパークで17インチ(42cm)の積雪となったそうです。 

こんな事態になるとニューヨーク市や州は緊急事態宣言を出し、外出中や仕事中の人を一時も早く帰宅に向かわせ、一定時間後に橋・トンネルや高速道路、交通機関の一部を閉鎖してしまいます。 閉鎖するよりも、閉鎖しない場合の被害と危険性が大きくなるからです。


アメリカではコロナワクチンの接種が12月に開始し、既に4千万回以上の接種を報告されています。  一部の人は二度目の接種をしている事から4千万接種=人数ではないと想像します。

ニューヨークでは医療崩壊した時にコンベンションセンター(エキスポ)やセントラルパークの中に巨大なテント村を作ってコロナ専用病棟にしたりをしてきました。

ワクチン接種も広いスペースが必要なので、先週からヤンキースタジアムが協力しています。

大々的にヤンキースタジアムでワクチン接種しましょうというキャンペーンを進めています。

ただし球場があるブロンクス区の住民だけに限定で、初めの2日間の接種者にはヤンキースグッズが配られるとの事でした。 (ウラ話は、ブロンクス区は雑多な人種や不法滞在者も多い地域があり陽性率が市内で最悪、マスク率も低い、ワクチン無視の層も居る地域がある)

感染縮小の為にはクオモ知事は出来る事を何でもやるってスタンスで、縮小させて来ました。

でもこれでまだざっと考えて全人口(約3億3千万)の10%は越えたかな位と思われます。

日本では三密は避けるという事ですが、こちらでも原理は一緒なので、

*公共の場ではマスクをする、

*出掛けない、

*人が集まるパーティーをやらない

*握手やハグをしない、

などが言われています。


それでも我々食べる事は省けないので、何らかの形で食品を買う事になります。

レストランは州や地域によって店内飲食が禁止されたりしますが、コロナ発生直後から一気にテイクアウトやデリバリーを強化して、それを上手く採用している店は生き延びている状況が明白に見えています。


ちなみに現在ニューヨーク州(全米でも)ではコロナ感染者数が減少しておりデータから年末年始〜その後の各集会でも感染があったもののそれが収まり、バイデン大統領発出の全米向けのマスク着用令とコロナ対策が奏功し始めていると言われています。

最新の数字では、コロナ入院者は7649人に下がりこの10日間下がってきています。

PCR検査は25万件で陽性者が約1万人でこれは4%の陽性率で、死者は143人です。

ニューヨークでは第二波(夏の間)が無かったのが特徴で、これはクオモ知事のきつい制限をニューヨーカーが守った結果という事です。 7〜8月の数値は上記の通り真っ平らです。

結果として2月14日(バレンタインデー)からレストランの店内飲食を再開するとの緩和令が出ていましたが、2日間早めて2月12日からの再開となりました。

来月には150人までのパーティーなども制限付きで可能になります。


スーパーマーケットや食品店でもアプリを使ってオーダーし、それをデリバーする場合と店頭で受け取るケースが大いに使われていて、私も数回その報告をしてきました。

アマゾンフレッシュ最新店 https://ny-news.amebaownd.com/posts/13264060

店頭受け取りも、車社会の郊外ではクローガーのピックアップ専門店の様にhttps://ny-news.amebaownd.com/posts/10527187

店頭駐車スペースを作って受け渡しし、

車を使わない繁華街では店頭に設置するロッカーなどで受け取る事が出来ます。

そしてそのオーダーを用意するのも人の手でしていたものが、マイクロ・フルフィルメント・センターを設置する事で、多くの部分をロボットがしてくれる事になりました。

MFCは既存店舗に併設する場合、新規建設の場合などフレキシブルな設置が可能です。

そしてクローガーのスマートカートやアマゾンフレッシュのダッシュカートを使って、レジを通過せず人と接しないで買い物を終了する店舗が出てきています。

今までスタッフが店内を回ってやっていた店内のクリンリネスや在庫確認など、ロボットの性能が上がり店内を回っている姿をよく見ます。

今出ているロボットは、店内を回りながら

*床にゴミが落ちてたり液体が溢れてたり、障害になるものは無いか、

*ロボットによっては掃除機能が付いている

*売り場の棚に売切れは出ていないか、定位置でない商品が置かれてないか、

*店内を回りながら紫外線ライトを放出してウイルスも滅菌していく

約4千平米の平均的なスーパーマーケットの場合、約2時間で店内を一周するそうです。

ロボットメーカーの一つですが、サイトを見ると興味深い事がいっぱい書かれています。

https://www.badger-technologies.com/

如何にして人と接せずに生活をしていくか、買い物をするかというのが問われており次々とアイデアが実行されている昨今です。

まだまだ新しいアイデアが出ていてそれをどんどんやっていくというのがアメリカ式で、日本でも使えそうなものが沢山ありそうです。


ニューヨークでは毎日の様に新しい動きがあったり情報が入ったりします、ニューヨークの小売業と外食産業の動くを頻繁にアップ致します。

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