Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

藤田晋 invitational RTDリーグ

藤田得意の大トップ!小林は厳しい位置に!準決勝 第3節 4回戦レポート

2016.10.14 10:00

10/4(火)16:00よりAbemaTV「麻雀チャンネル」にて放送された、RTDマンスリーリーグ準決勝 第3節 4回戦の様子をお届けします。

対局者は、起家から順に

藤田 晋(株式会社サイバーエージェント代表取締役社長)

多井 隆晴(RMU)

村上 淳(最高位戦日本プロ麻雀協会)

小林 剛(麻将連合)

レポートは、鈴木聡一郎(最高位戦日本プロ麻雀協会)がお送りします。

2~5位卓となった3節最終戦、上位を追いかける小林としては、誰かを沈ませて自身がトップを取りたいところ。

そして、願わくば、その沈める「誰か」が最もポイントの近い藤田となれば最高である。


しかし、小林のそんな願いは、東1局にして早くも崩れ去る。

藤田がドラそばのカン3pをリーチでツモり、いきなりの4000オール。


すると、ここから完全に藤田の半荘となった。

東3局では、オヤ番の村上が2巡目にダブ東を1鳴きして7巡目にはドラ3の強烈なテンパイ。


一方、藤田もこの仮テンを入れていた。

村上がダブ東を1鳴きしたということは、おそらく5800以上はあるはず。

とはいえ、789の三色が見えるこの手牌では、ベタオリするわけにもいかないため、藤田はずっとこのテンパイで粘っていた。

「早く、早く手替わりする牌を引いてくれ!」

藤田のそんな叫びが聞こえてきそうだ。

すると、11巡目にようやく6pを引いた藤田。三色にならずともドラ受けならばここが妥協点とばかりに、リーチをかけると、安目ながら一発ツモ。

仮テンを辛抱強くキープした藤田が、1300・2600で後続を引き離す。


さらに藤田が畳みかける。

東4局では、3巡目に高目チャンタのリーチ。

直後にツモって2000・4000。

これで持ち点を5万点に乗せたのだが、こんなところで満足しない大トップ党の藤田。南場のオヤ番でも、シャンポン待ちで積極的にリーチをかけていった。

ここに、小林もチーテンで一歩も退かない構えを見せる。

さらに、村上もドラ雀頭のリーチを放った。

結果は・・・


ここを制したのも藤田。

村上から9mでアガり、ウラも乗って7700。

トップを確定させた。


こうなると2着争いに焦点が移る。

どうしても2着には滑り込みたい小林だったが、それを阻んだのは多井。

僅差ながらこの仕掛けで小林をかわすと、その点差をキープして最後まで逃げ切った。

非常に気持ちのいいトップで、トータルで村上をまくった藤田だったが、「最終節もきっちり打ち切ろうと思う」と隙のないコメントを残した。

藤田とは対照的に、非常に厳しい位置に追い込まれたのは小林。最終節、基本的には2連勝を狙いつつ、同卓者との点差を気にする戦いとなる。


次はいよいよ最終節。

それぞれに条件が出る最終節で、条件をクリアして決勝への切符を掴むのは誰なのか、最後までお見逃しなく!


鈴木聡一郎(最高位戦日本プロ麻雀協会)


■次回放送(準決勝最終節):10月29日(土) 16:00~ AbemaTV麻雀チャンネルにて