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テマヒマ

利他

2021.03.17 13:22

こんばんは。


暮らし、味わう、


民藝と発酵をモノサシに

食を通して暮らしの豊かさを提案する

古民家セレクトショップ&カフェ テマヒマ

プロデューサー,バイヤーの太田 準です。

テマヒマブログ五感の回で、少し触れました
料理研究家の土井善晴さんと政治学者の中島

岳志さんとのオンライン対談を再現した本

「料理と利他」。


気になる、惹かれる言葉が多くて、何度も読

み返したくなる本なのですが、今日はその中

からテーマを絞って少し抜粋して、所謂メモ書きですがご紹介したいと思います。


▪️料理をするということについて


食事をするということは本来作って食べること。


食べることが重要だと思われるようになって

きたが、食べるまでのプロセス、人間と人間

の関係性の中に豊かな時間がある。


料理をする人は、食べる人の健康を思って料

理をする。料理するという行為に、人を想い

やるということが既にある。


手を使う仕事は心を使う仕事。

手と心はつながっている。


毎日食材という自然と向き合い、じかに触れ

ながら、家庭を思って料理する。そういった

日々の暮らしをまじめに営み、結果として美

しいもの(暮らし)がおのずから生まれてくる。  


▪️和食、日本料理について


足し算の西洋料理に対して引き算の日本料理


日本の歴史や気候風土の中で出来た食文化

無名の人のつみあげ、つながりで出来たもの


料理人よりも前に、料理方法よりも前に、

まずは素材がある。

素材を生かす料理。素材との対話。


和食には「混ぜる」はなく 基本「和える」。


和食はいつも変化する道中のこの一瞬の美味しさを食べる。


「きれい」は日本人の美意識・倫理観。

和食はきれいなものを食べる


和食の調理は生きる作法



ホンマにメモ書き笑。


土井善晴さんは「家庭料理は民藝だ」と仰る

だけのことがあって合い通ずるところがあり

民藝と発酵をテーマにしている、カフェとシ

ョップを併設ひているテマヒマにとっても共

感すること、刺激されることも多かったです

。また何度も読み返したいと思います。テマ

ヒマ文庫にも置いている「一汁一菜でよいと

いう提案」と合わせておススメの一冊です。


いつもなら最後に、

それでは今日も好い一日を!

と締めるところですが、今日という日ももう

すぐ終わりですので、

それでは好い夢を!おやすみなさい。


今日は定休日でお休みでしたが、明日11時オープンで皆様のお越しをお待ちしております