技術の見直し。
こんにちは!河内長野市千代田の髪質改善美容室のユーシャインです。
今日は最近技術見直しをしたお話です。
皆さんご存知の通り、ヘアカラーと言うのは染める前の髪の毛の明るさによって、仕上がりが違ってきます。
美容師はメーカーが作ったカラーチャートを見ながら、お客様の理想になるお色味をチョイスして何種類かの色味を配合しております。
毛束の上半分は黒髪に染めたイメージ。
下半分は入っている色味を表しています。
ほとんどの場合下半分の色味をみて、お客様の髪色にどの色を付けると良いかを判断します。
お客様の髪色がオレンジ茶色なら、
ブルーを付けるとグレーになるから、
どのブルーをどれくらいの濃さのを付けると
希望のグレーになるかを考えて調合します。
※髪の毛が黄色なら、ブルーを付けると緑に。分かりやすく言うと絵の具を混ぜるイメージですね。
たくさんのお客様を施術して、経験を積んでカラーチャートを見ながら調合をするのですが時折ミスもございます。
暗くなってしまったり、逆に明るかったり。
茶色味を消したかったのに、思いのほか茶色だったり。
ほどよく茶色味を残すはずが、しっかりグレーになったりと。
お客様を悲しませてしまう事もございました😭
悲しませてしまったお客様、本当にその時は申し訳ございませんでした🙇♀️
そこで、失敗が少なくなるようにカラーチャートを自分で作る事にしました。
左の毛束は染める前。その横からが染めた色で、上に調合をメモ。
左上はオレンジ茶色に抜けたお客様イメージ。
左下は、暗めの茶色。
メーカーのカラーチャートだと、黒髪からの色の出方と入っている色しか分からない訳です。
そこから頭の中でイメージして必要な薬を調合するのですが、頭の中のイメージってその時々の勉強した事とか、最近したお客様のカラーだったりの情報が入ってきておかしな考えになる時があるんです。
要は頭の中でイメージするから起きる間違いなわけです。
なので、現実に沿ったカラーチャートを作って客観的に色の調合をする事によって失敗を少なくしようと考えたのです!
当店のほとんどのお客様が、明るめにしていてオレンジ茶色に抜けているか、暗めにしていて程よい茶色になっているかの2択です。
なので、その二種類の染めたイメージを表にしていたら、いつでも客観的に色の判断が出来るわけです。
※もちろんその通りにならないので、プラス頭の中の計算も必要です。
カラーチャートのブルーアッシュだと、青がしっかり感じます。
黒髪から染めたイメージはグレージュっぽい茶色に見えます。
僕が作ったカラーチャートだとどうなるか?
もちろん青にはならないんですが、
思いのほかグレーが強い!
4.6番の色は青黒い色を感じますね。
10番もほとんど茶色味を感じないですね。
それじゃぁモノトーンと言う名前の、グレーが1番出そうなカラー剤はどうなるのかみます。
ブルーアッシュは青黒かったのに対して、
モノトーンは自然な黒を感じます。
10番になるとグレージュっぽい色になりますね。
こんな感じで、目でみて判断できる資料を作りました。
今日のブログでお伝えしたいのは、常に当店は進化しているということ。
他店に比べて物足りない部分もありますが、ずっと同じ古いままのサービスではなく、来る度にどこかしらレベルアップしてお客様をおもてなししています!
美容の技術でお客様を幸せにできる事が当店の喜びです!!
毎日が本気です!
これからもそんな当店をよろしくお願いいたします。