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DOVIZIOSO23

2021.02.09 09:55

ドヴィジオーゾとSUOMYの軌跡を辿るお話。

2019年、地元ミサノでも歯が立たず6位。

そしてアジアラウンド前の第14戦アラゴン。

フリー走行ではマルケスが2位に2秒近くの差をつけて圧倒します。

ドヴィジオーゾは全てのセッションでタイムを詰め切れず、予選10番手で1.5秒遅れ。

全く勝負にならないタイム差ですが、ドヴィジオーゾには緻密な戦略がありました。

最初から決勝レースだけを見据え、作業を進めてきました。

レースが始まれば、それは見事な追い上げ。周回タイムはほぼトップクラス。

予選が4列目だったのでマルケスを捉えるまでには至らず、2位フィニッシュ。

優勝できず残念ではありますが、2019シーズンでは一番ドヴィジオーゾらしいレースだっと思います。

今思い返しても本当に素晴らしい。

その後、もてぎで3位、オーストラリアで3位がベストリザルト。大差のランキング2位で終了。

ドヴィジオーゾにとってはシーズン最多ポイントを獲得しましたが、マルケスはシーズン記録となるポイント。

SR-GPの話題、問題発言、最多ポイント、そして完敗の2019シーズンでした。

2020年は記憶に新しいところ。この展開は誰もが驚いたことでしょう。

ではまた、次回に続きます。