おじさんクッキング Rice Cake
(前回の記事)
さて、続きです。
アガベシロップはゲットしていたのですが、他のお洒落素材(Arborio Rice、ココナッツオイル、ココナッツパームシュガー)は持ち合わせていないのでアレンジしてみました。
Arborio Riceはタイ米、ココナッツオイルはお米屋さんの油ことこめ油、ココナッツパームシュガーはグラニュー糖。
あと最近、個人的に使っているピスタチオも投入。
ドライフルーツとか好きなもの入れて良いと思います。
Arborio Riceは前回もご紹介した通り短粒種(日本のお米と同じ)でアミロペクチン含有量が高い品種です。
タイ米はアミロース含有量が高い品種で真逆の性質をもったものです。
それで作るの?って思うところですが、在宅勤務の多いおじさんはエネルギーになり易い原料をチョイスするのはちょっと嫌だったので、レジスタントスターチ摂取を期待してタイ米にしました。
今回使ったタイ米は、いわゆるカオホンマリと呼ばれる香り米ではなく、一般的なタイ米を使用しました。
両方とも長いお米、所謂長粒種と呼ばれるものです。
長い見た目がケーキにしたとき映えるのでは?という浅い考えもあります。
おじさんが映えたいとか、実に痛いと自覚してます。
本題へ
在宅勤務のお昼休みにチャチャっと作ってみました。
まずは計量、おじさんは細かいところを気にするので、全て秤で測って材料を準備。
靴下を敢えて写真に入れるところは、受けを狙ったあざとさです。
おじさんは敢えて狙ってやっているみたいな写真を掲示するのは寒いと思っているので、敢えて寒いことをしています。
冷静に考えると、そもそもこの写真はあまり受けないと思います。
前回レシピ通りに調理すると時間として30分~40分くらいで4.の工程までいきます。
ですから、お昼休み在宅中で作ることができるんですね。
と一応お昼休みに、ちゃんと作ってるよーというアピールをして、在宅勤務でちゃんと仕事しているのか?警察に対する牽制をいれておきたいと思います。
本当簡単にできるのです。
失敗しないポイントは鍋で御飯を炊くところで焦がさないよう注意すること、バニラエッセンスの量を入れすぎないこと、ご飯に粗熱があるうちにクリームチーズを混ぜることだと思います。
また、炊飯器で炊くのも良いと書いているサイトもありました。
この場合炊飯器にバニラエッセンスやシナモンの匂いがつく可能性があるので、最大限の注意をしてください。
さて完成品はというところですが、冷蔵庫入れるまでで大分満足してしまい、切るテンションに中々ならず翌日のお風呂上がりに切りました。
めっちゃいい感じの見た目になりました。
これを切って切って断面をみると
綺麗なケーキができました。
あとはプロ選手同様にアルミホイルに綺麗に包んで完成です。
試しに一つ食べてみましたが、ちょうどいい味でした。
ちょうど良いってなんだって話ですが、食感も風味も味も全てちょうどいい味という表現がぴったりくる感じです。
今回作ってみて、お米は炊いておかずと食べるだけだった頭から、デザート材料にも使うことができる新たな発見を実感しました。
幾つになっても新たな発見は脳を活性化してくれて良いものです。
この分量で8本くらいできるので、とりあえずレジスタントスターチ多めだぞと言い聞かせて在宅のお供にしたいと思います。
レジスタントスターチってなんだよ?って、まあそれはまた別の機会に話せれば。