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本気の人にはかなわない。

2021.02.09 23:02

もし、同じことに取り組んでいる人が3名いるとします。


1)ひとりはとても器用なひと。何をやってもそつがなく常に80点以上をとれる人。

2)ひとりは上から指示が出るのを待つ人。上司や先輩の指示がないと自分から仕事を見つけたり作ったりして動こうとせず目の前の雑用に専念する人。

3)ひとりは器用さはないけれど、本気で一つのことに向き合い取り組む人。わからないことや自分なりに課題を見つけてそれに取り組みわからないところは上司や先輩に聞きアドバイスを求める人。


成長意欲の低い組織では、3番目の人のことを「うざい」と思うかもしれませんし扱いに困るでしょう。 「とりあえず仕事をこなせばいいんだよ。仕事を作るな!」という組織もあります。実際に。


しかし、

もしも、あなたが1番目の人のように特殊な才能や器用さを持ち合わせていないなら、3番の人のように本気で取り組んだほうが得をします。


熱意は人を動かします。

まず自分自身を動かすでしょう。

その次に他人を動かします。


熱意があり本気で取り組んでいるかどうかは普段の行動で判断されます。

Aに対して本気になり、Bに対しては「そこそこ」なら、Aに対する本気度が高いのでAに関する上司や先輩、教師からのサポートは得やすいでしょう。 しかしBからのサポートは得にくいと思います。

あまりやる気が感じられないからですね。

Bにかかわる上司や先輩、教師は、本気で取り組んでいる別の人のサポートを優先するはずです。


それに「そこそこ」の人に本気でサポートすると、つぶれてしまうかもしれないので、遠慮するでしょうから。



本気で取り組む人の前では、上司も先輩も教師も叶いません。聞かれれば答えたくなります。


たとえば高校や大学などで学ぶ際、学校の先生は一定レベルのことを全員に教えます。当たり前ですね。

まず一定のことを教えたうえで、熱心に質問したり本気で取り組む生徒は、自ら先生に質問をするはずです。

教員室に出向き、「あの時の、ここについてもう少し教えてください。」とか「ここについて、私はこう思うのですが、どうなのでしょう?」など、どんどん質問をすると思います。


その本気に教師はほだされて、「じゃ、君、この本を読んでみるといいよ」と教えてくれるかもしれません。

大学なら特にそういうことはあります。


ひとの本気は、必ず周囲の人を動かします。動かない程度ならそれはまだ本気ではない。ということで、一種のバロメーターになるでしょう。


実際、私も熱心な受講生様にはかないません。 本気の「熱」が伝わるので、その熱に動かされます。


この「本気の熱」は「波動の力」になりますから、ひとも宇宙も動かすのは理解できると思います。


「そこそこ」の気持ちでは、本気ではないので波動の力は弱く、運を引き寄せるには不足なのです。


これだ!と思えるものがあれば、本気で取り組んでみましょう。

それは、ファッションでも、動画制作でも、デザインでも、どんなことでも、じぶんが本気になれるものを見つけてとことん、向き合ってみると現実は変わりますよ。



昌帆より。