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命令文

2021.02.09 23:13



命令文は、どんな人も必ず組み込まれて常に実行されています。


その命令文が効果的に働いていない場合があると、同じことをずっと続けてしまうということが起こります。これが肩凝りや腰痛の原因と言えます。もちろん他の病気の原因にもなる訳です。 

筋肉が緊張しているのはあくまでも結果でしかありません。つまり、同じ動作を無意識のうちにくり返して続けていることに対するエラー処理がされていないことから筋肉が悲鳴をあげている状態だとも言える訳です。 


この前から書いている右足からズボンを履くのか、左足から履くのか?

というテーマも無意識に行われている実行文が処理された結果です。


ある意味、気づきというのはエラー処理を行う命令文です。第三者が、その異常処理をしている場所を見つけて、それを修正するようなエラー処理文を書いて送ると、もの凄く弱い力であっても圧痛が消失し、必要なら筋緊が緩みます。


それを本人に知らせることによって、思わぬところだったのでビックリします。 ここで、こんなエラーが起こっていたんだと気づく訳です。 そんな状態になっていることを知らせる為に痛みや凝りと言った異常信号を脳に伝えてくれている訳です。痛みや症状というのは、本人に気づかせるためということですから生きていく上で必要な処理だとも言えます。


エラー処理の命令文を発動させなければならないのに、その動作そのものを無理やり止めてしまおうとするというのが緊張したところを揉んだり叩いたり鍼を打ったりする行為です。 

このことに気づかないとどうしても緊張していること自体が悪だと感じ、そこを一生懸命刺激してしまうという愚行を繰り返してしまうのです。 


エラー処理コードがなければ、そのコードを書きかえ処理が終わるように仕向ければ良いだけなのです。だから弱い力であっても身体は確実に変化する訳です。 その為にも、そのコードがどんな理由で動いていて、どうすれば止まるのかを知っていなければならないということです。 


このコードを見つけてエラー処理することが鍼治療のもっとも重要な方法だと言える訳です。