治療と仕事の両立支援 関東エリアディスカッションに参加しました
昨日、厚生労働省主催、関東エリアの両立支援のディスカッションに参加して参りました。
私は薬剤師であり、国家資格キャリアコンサルタントです。
薬剤師の参加は珍しいとチューターの方がおっしゃっており、喜んでくださっていました。
私がなぜ両立支援に思いをはせているのか。
それは、医学的バックグラウンドをもつキャリアコンサルタント、キャリアカウンセラーだからこそ両立支援に貢献できると思うからです。
治療には薬物治療が欠かせません。
長い服薬との付き合いをしながら、生きていくために仕事をしていきます。
人生100年時代と言われた昨今、両立支援は大切な取り組みです。
大手は制度があり、それを見える化して、どううまく使うかという話になりますが、
中小企業では制度自体がないというところも多くあります。
産業医がいないところの方が多いのではないでしょうか。
大手は研修もたくさん取り入れており、連携を取る上司のマネジメント研修なども充実しているでしょう。
しかし、中小企業では、取り入れなければならない研修ですら、まともにやっていないところも現実としてあります。特に薬局では、店舗では管理薬剤師が責任者ですが、マネジメントが出来ている管理薬剤師は少ないという印象です。
両立支援なんてなおさらです…。
医療現場にいながら、両立支援をしらない…、なんだかそれは切ないことだと思います。
私は現在、医療現場で薬局にも従事していますが、
これまで見てきた薬局において、両立支援に関する制度があるところはありませんでした。
そのような考えすらないのかも…
病気になったら職場を変えるために転職する。
それが当たり前になっているように思えてなりません。
経営者に両立支援の感覚がない。
出来れば対応したいと思っておられても、現場が対応できないのが現状です。
1on1キャリア面談もしていない職場も多く、
個人として情報を共有する場がないという職場も少なくありません。
面談する上司や相応の役割を持った方が、そのスキルがないために、
キャリア面談が形式的なものになってしまっているということも多いです。
本人のためのものではなく、会社のためのものになってしまっている。
治療と仕事の両立支援において大切なのは、
本人の意向と連携です。
どこまで自分の病状を開示してよいのか、
どのように病状を同僚に理解してもらうか、
また職場内の不公平感をどう解消するのか等、
職場内の風土作り、パーパスの共有なども必要不可欠です。
とても深い問題ですよね。
これは専門家の支援がなくては中々進まないと思うのです。
昨日の厚生労働省主催、関東エリアの両立支援のディスカッションでも、
薬剤師の参加は私だけ。
確かにそうですよね。
薬剤師であり、キャリアコンサルタント/キャリアカウンセラーであること自体珍しいわけです。
だからこそ、2つのアイデンティティを持つ自分の使命だと思っています。
両立支援への取り組み、
まだまだ先が見えてきませんが、少しずつ形になるよう、支援の在り方を模索していきたいと思います!
最後までご覧いただきありがとうございました♬