小さな命

今日は奈良県の五條市に果樹園の見学に。果樹園とは、果物の農園のことです。

いつも大変、お世話になっている堀内果実園さんの農園を何箇所か見学させて頂きました。富有柿をメインにブルーベリーや梅など色んな種類の果樹を栽培されていて五條市や吉野にも農園があります。

写真は五條の山の柿の風景。

今年の春は早めに来るのか、もう梅の花がチラホラ咲いてきています。この梅は、梅干しでお馴染み南高梅の木。梅も果樹なんです。市場でも野菜売り場で販売されていますが。

で、この木の箱が何か分かりますか？？

正解は、ミツバチの巣箱です。

へー、そうなんだ。。。と思わないで下さい。

花を受粉させる用のミツバチの巣箱を、取り扱う業者さんがいて、それを設置しに来るんです。

受粉用のミツバチ屋さんがいるって事です。

今日は、たまたま、ミツバチ屋さんが来る日だったのでラッキーでした。初めて見ました。

蜂蜜作りに養蜂を専門にされる方もいますが、こちらは、農家さんのお手伝いをするミツバチを育てる業者さんです。

ミツバチの職業訓練校と言いますか、働きバチ養成所ですね。

今日は、第何期生か分かりませんが、巣箱から巣立って行く卒業生達を目の当たりにしました。

彼らの仕事は果実の花を飛び回って受粉をする事。堀内さん曰く「受粉がないと良い実にならない。」

ミツバチへの期待は大きい。

小さな命が、大きな実を育てるのですね。

感動！

「僕も負けてられへん」と心に思うポン太であった。