足首の捻挫と膝の痛み　体の特徴からくる原因とは！？　　【ケガ　CASE5】

小学6年生成長期に起こりやすい膝痛と捻挫についてお話しさせていただきます。

今回診させていただいた選手の悩みは？

①歩いている時や鬼ごっこをやっている何気ない時に足を捻ってしまう。

②高いところから飛び降りると膝が痛くなる。

この2つでした。

原因は体の特徴と使い方にありました！

原因の

1つ目は「股関節の伸びにくさ」

2つ目は「腰の強い反りやすさ」

主にはこの2つが考えられます。

股関節の伸びにくさを腰の反りでカバーしているため横からの姿勢を見ると上半身が後ろへ反り返るような形になっています。

これにより体重がかかと体重になります。

さらに股関節が伸びないことにより歩きの際に脚が後ろへ行きにくいため同時に足首のはまりも悪くなっていました。

体重が前に乗れない＝かかと体重になるということです。

前屈の写真でも同様ふくらはぎが後ろへ倒れている状態となっています。

これにより足首の下のかかとに体重が乗りぐらつく状態となっているため何気ない時に足を捻りやすくなってしまいます。

②高い所から飛び降りると膝が痛い

これは実際の着地を見ると膝を使って着地するため膝に負担がかかりぼんやりと膝周辺が浮腫むような状態となっていました。

この解決方法は着地の時により股関節の曲がりを使って着地するよう意識することです。

小さい子は着地するときに必ず股関節もしっかりと曲げて足首・膝・股関節全部を使って着地します。

小さい子がいらっしゃる方は気にして見てみてください。

最後にご自宅でおすすめのメニューです。

①股関節の伸びを出すためのマッサージ

左右2分ずつ

②股関節の動きの練習

10回2セット

まずはこの2つをやってみてください。

痛みが変わらないようでしたら改めてご連絡ください。