狼男

　二十歳にもなれば、もう少年ではない。

　イソップ寓話と言うより、ウソップ笑話を地でいく青年を最近寺で面倒をみている。

　本人はご奉公で来ているつもりかもしれない(笑)が、実際は先生とワタシがご奉仕している(笑笑)

　正直、三年前はストレスで頭が変になりそうだった。

　「今から大学から帰ります！」って電話をよく寄越していた。

　彼の中ではマクドナルドと書いてハナ◯大学と詠むらしい。頭の中はお花畑なのだな...

　今回は全て笑っていたら、頭がおかしくなってしまった。何せ、ずーっと楽しいのだ。

　預かろうかどうしようか？と、先生と相談していた時

「口を挟まない事をワタシの行として良いならば」

　と言うことで、預かり始めた。どのみちワタシが教育係りだからだ。

　ネジがぶっ飛んでいるどころじゃない。地球外生命体みたいなものだ。

　なんで外陣は参拝もいる日中で、本堂内陣のご本尊のお扉の真ん前に、護摩堂の雑巾と汚水の入ったバケツがずっと置いてあるのか？

　おいおい、みんなバケツを拝んでいるぞ？とか

　焦げくせぇなんてもんじゃないな？！

　と思ったら、永遠に揚げ続けている何か(笑)とか

　いやいや、笑い話じゃなくなってきたな。。。　近々ボヤでは済まなくなるかもしれない。

　ｱｯｶﾞﾖｰ　先生を筆頭に周りが壊れ始めたｻｱ

　前回ならもうワタシの鉄槌が、何度も何度も下っているﾊｽﾞね～

　I'm lovin' it　ﾀﾗｯﾀｯﾀｯﾀ～♪