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ソードアート・オンライン13アリシゼーション・ディバイディング (電撃文庫)

2021.01.21 23:02

ソードアート・オンライン13アリシゼーション・ディバイディング (電撃文庫)

によって 川原 礫


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本のタイトル : ソードアート・オンライン13アリシゼーション・ディバイディング (電撃文庫)

作者 : 川原 礫

カテゴリ : 本

ファイル名 : ソードアート-オンライン13-アリシゼーション-ディバイディング-電撃文庫.pdf

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前巻終盤におけるアリスと対面したキリトとユージオであったが、キリトとアリスの《武装完全支配術》によって破壊されたセントラル・カセドラルの壁から外へと飛び出してしまい――というエンディングからセントラル・カセドラルから外に飛び出してしまったキリトとアリスは黒い剣の切っ先を白大理石の隙間に差し込み、ぶら下がることで九死に一生を得ていた。戦いどころではなくなった二人は一時的に休戦して神聖術で登山用のハーケン(ペグ)を作り上を目指していたが、そこにいたのは本来であれば人界の中枢にいるはずのない、ダークテリトリーの暗黒騎士が作った魔物《ミニオン》だった――という第九章。一方独り取り残されたユージオは意図せずキリト、アリスと行動を別にすることとなるも、二人が外側から上を目指していることを信じ再び上を目指すが、90階にあったのはなぜかその場に似つかわしくない巨大な浴場そして湯に浸かっている整合騎士長ベルクーリ・シンセシス・ワンの姿だった――という第十章。キリトからかつての自分の話を聞かされ、記憶は取り戻せてはいないものの、話に合理性を見出し、一時的な共闘態勢を取ることにしたアリスだったが、たどり着いた『元老院』は名前とは裏腹な、かつてアリスがダークテリトリーに片手を触れたとき、そしてキリトとユージオがライオスとウンベールを斬ったとき、突如として空間上に現れた無機質な表情で禁忌目録違反を報告するシステムの正体であり、戦闘能力には欠けるが神聖術に長ける者の記憶を奪い、廃人同然にして作り上げた監視装置であることが判明すると同時に、それを知ったアリスは禁忌目録から脱却する道を選ぶ。そして100階に到達したキリトとアリスが対峙する最後の『敵』は――という第十一章で構成されている。第十一章におけるキリトがアリスに対して彼女の本当の出自を語るシーンは、現実世界における洗脳を解くことの難しさを示唆しているとともに、以前、ネットに接続したAIにディープラーニングで学習させた結果優生思想を持ったファシストになってしまったことを思い出させる。また、わざわざ幕間で描かれている護衛艦「ながと」(アニメーション版では実在する護衛艦「あさひ」)のオーシャンタートル警備からの離脱が何らかの伏線であることを示唆したものであることが分かる。