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こどもトリニティネット

SDGsバッジプロジェクト 始まります!

2021.02.15 00:57

私たち、こどもトリニティネットも2019年頃からメンバーで勉強しながら取り組んできたSDGs。

▶︎「こどもトリニティネットが取り組むSDGs」のブログはコチラ

なんと、私たちNPO法人こどもトリニティネットと企業がコラボして社会課題解決モデルとなる「SDGsバッジ」を製作することになりました👏


今回は、製作に至った私たちの想いをお伝えしていきます!是非、最後までご覧ください。


・なんでSDGsバッジを製作するの?

カラフルな丸い形のSDGsバッジ。皆さんも、政治家や芸能人、ビジネスマンなど様々な人が胸につけているのを見かけたことがあるのではないでしょうか?

私たちは、SDGsをイメージしてオリジナルデザインのSDGsバッジの製作を行うことにしました。


ここからは、このSDGsバッジ誕生の背景をご紹介します。


○女性の社会的地位向上を!

当団体が開催してきたイベントの中で、子育て中のママから『社会復帰の壁』が存在するという声をたくさん聞きました。


「ママだからできない」

「子どもがいるからできない」


ただでさえ、初めての経験ばかりで、思い通りにいかない子育て。さらに、育児や家事は労働としてなかなか認めてもらえず、ママたちは自信を失ってしまいます。


そんな時に起こった、新型コロナウイルスの感染拡大。

私たち子育て中のママは、突然の休園や休校、それに伴う子どものメンタルや学習のケア、仕事の調整など、様々な対応を求められました。

さらに、たくさんの非正規労働者が解雇をされたり、収入が減少したり、生活が苦しくなってしまう人も。


実は、こんな事実があることを皆さん知っていますか?

▶︎非正規労働者の7割が女性

▶︎在宅勤務が増えて、在宅している夫からのDVが増加した

▶︎女性の自殺率がすごく増加している

など...


【日本の女性の社会的地位が低い】ことで、たくさんの悲しいことが起こっているんです。


こんな時だからこそ、

"女性の社会的地位向上のため"女性活躍推進に取り組んできた私たちに何かできることはないか考えました。


"とにかく動かなければ何も変わらない!まずは知ってもらうことで、その先に必ず変化がある。"

そう信じて、『誰ひとり取り残さない』『ジェンダー平等を実現しよう』そんなSDGsの原則とゴールに向かって、ママの声と女性の活躍を日本中に届けられるよう、動くことにしました。


○子どもたちの大切な未来のために

気候変動、環境破壊、人口増加、貧困などの問題が大きくなり、今のままのライフスタイルを続けていくと、近い将来、地球が続かなくなる可能性があるんです!!


今の子どもたちが成長して社会で活躍する頃、果たして今のような暮らしが出来るのでしょうか。


少し壮大な気がしますが、かけがえのない我が子が、より良い世界で生きられるように、無理なく取り組める行動があるということを発信したい!と考えました。



例えば...

プラスチックごみによる海洋汚染問題等で、"脱プラスチック"という言葉もありますが、"プラスチックが全て悪い"ではなく、


▶︎リサイクル製品を選択すること

▶︎今あるものを大切に使いきること

▶︎これから選ぶものを見極めること


これらを私たちが考えて、生活に取り入れて行くことが大切です。


私たち子育て世代が取り組むことで、正しいことを学ぶ大切さを未来の子どもたちに伝えることとなり、その取り組む姿を子どもたちに見せたいと考えています。


この取り組みが当たり前になることで、次世代を担う子どもたちにとっても"誰一人取り残さない"世界が当たり前になることを願って...。


・私たちが"今"できることを。

私たちがSDGs実現のためにできることは、たくさんあります。

一人ひとりの力は小さくても、たくさんの人が集まれば可能性は無限に。

その第一歩として、今回製作するSDGsバッジが普及し、SDGsの認知が向上することで、持続可能な世界へ向けて行動を起こす人が増えると考えています。

そして、SDGsバッジを身につけることによって、「誰一人取り残さない」という、私たちの大切な想いを伝えられるように...さらには、このSDGsバッジで次世代を担う子どもたちが、将来を考えるきっかけとなるように願っています。


・ママも子ども取り組めるSDGs

今回も、ママも子どもも小さなことから目標達成に向けて取り組めるSDGsをご紹介していきます。


▶︎「もったいない」をなくそう!

食品ロスを減らすことが、SDGs目標12「つくる責任 つかう責任」を達成するための一つとして挙げられます。

よく耳にする「食品ロス」「フードロス」という言葉。

まだ食べられるのに、食べ残しや売れ残り、賞味期限切れなど様々な理由から廃棄されてしまう食品のことです。


日本の食料自給率は38%と決して高いとは言えない数字。食料の多くを外国からの輸入物でまかなっています。

国内生産の食糧では足りないにもかかわらず、私たちは多くの食べられる食品を廃棄しているのです。


また、食べ物に困っている国がある一方で貴重な食料を無駄にしているのは良いこととは言えません。

こちらでは、特に家庭における食品ロスを減らすために、親子でできる取り組みをご紹介▼


○無駄な買い物はしない!

日頃の買い物や特売日に、ついついやってしまう無駄な買い物。

食品ロスに繋がりやすい無駄な買い物を防ぐためには「買うものを決めていく」ことがポイントです◎

子どもと一週間の献立と必要な材料を一緒に考えてみましょう。お料理を題材にした絵本を使いながら、一緒に取り組むのも良いですね!


○野菜の切れ端も有効活用!

家庭での食品ロスの一つの要因として、「過剰除去」があります。「過剰除去」とは、下準備の際に食べられる部分まで過剰に廃棄してしまうことです。

少しでも有効活用するために、野菜の切れ端を使って出汁をとるのもオススメです!

野菜の旨みでスープがぐっとおいしくなり、栄養も満点◎

捨ててしまっているものも、少し工夫することで自分たちのエネルギーとなることを親子で学びましょう!


・誰ひとり取り残さない

ママだからできること、子どもと一緒に取り組めること、実はたくさんあります!

私たち一人ひとりが、自分ごとと捉えて取り組み、子どもたちが成長したとき、そしてその後の地球が持続可能な世界であり続けられるように...。


こどもトリニティネットは、これからも「誰一人取り残さない」をモットーにSDGsに取り組みながら、子育てママ達への発信を続けていきます。


【参考】

●国際連合広報センター

https://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/sustainable_development/2030agenda/sdgs_logo/