脳科学で知る「しあわせ」のヒント
人生100年時代とかアンチエイジングとか。
少しずつ進行していく「老い」と向き合って、どうにか抗うための情報を見つけてはついついお届けしてしまうこのブログ^^;
結局は、歳をとるってイヤねえ。。
っていうオチばっかりだったんですが、今日は良いニュースです!
中高年のみなさん、最近「幸せ」を感じることって多くなってませんか?
私がまさにそうで、空が青くてお天気がいいだけで「幸せ」
好きな花が買えて「幸せ」
夕飯がおいしくつくれて、お腹いっぱいで「幸せ」・・・
とにかくなんでもない当たり前のことで、あーありがたい、しあわせだー
と噛み締めることがやたら増えました。
どうしてかな?
と考えてたところ、脳科学にその答えが見つかりました。
脳の中には扁桃体という部位があるのですが、そこは恐怖や不安などマイナスの感情に大きく関与します。
ところが、高齢者の扁桃体は若い人に比べて、よりポジティブな感情を生み出す活動が活発になるそうなんです。
つまり脳は歳をとるほどに、恐怖や不安よりも、幸せを感じるようにできているんですって。
なるほどー。だからなのかあ。
歳をとるのも悪いことばっかりじゃないじゃんー。
(順調に歳とってる証なのは置いといて^^;)
そうそう、扁桃体は嗅覚と密接につながっているので、香りで刺激を与えるのも良さそうですね。
ただ、喜んでばかりはいられません。
その分、リスク管理能力的には問題があるというのですね。
一昔前に「鈍感力」という言葉が流行りましたけど、それに通じるといいますか。
損をすることに対してあまり固執しなくなるので、慎重さに欠けてくるのです。
(しゃーない、で片付けちゃうヤツのことですかね^^;)
オレオレ詐欺にひっかかるのは、扁桃体のこの様な働きに一因があるとも言われています。
(うーむ。。なんか自信なくなってきた。。)
さて、そんな脳科学の視点から、もっともっとしあわせを感じるためのヒントもここにいくつかご紹介。
1. 笑顔をつくると楽しくなる
楽しくなくても笑顔をつくるだけで、脳内に快楽に関与する神経伝達物質(ドーパミン)が出て、ほんとうに楽しくなる
2. 好調な人の近くで過ごす
運がいい人のそばにいると、自然と動きを真似るなど脳の回路も似てくるので、ラッキーが伝染する可能性が
3. 引き寄せ効果で運をつかむ
脳には必要な情報だけをピックアップするメカニズムがあり、「なりたい自分」や「やりたいこと」などを常に意識していると、チャンスを引き寄せやすくなる
幸せはたくさん感じて、でも詐欺にはひっかからないよう、くれぐれも注意しましょう^^
(参考資料:AEAJ機関誌 No.98)