岩手三陸鉄道の芸術祭 『color of mind 3,11』
3/1〜4/1までの1ヶ月間、岩手の三陸鉄道にある駅舎が展示会場となって40ある全ての駅舎に作品が展示されます。
これは3、11の復興支援の為の芸術祭です。
今年で10年。
10年を機に国の復興が縮小化されるそうですが、私達でも出来る事があるんじゃないかという事で
芸術家達が立ち上がりました。
私の作品は大船渡にある『吉浜駅』という駅舎に決定。
作品のタイトルは『魂入れ』。
このお話を頂いた時に「奇跡の一本松に龍神が魂を入れ直す」という映像が降りてきましたのでそれを表現致しました。
たった一本だけ残った松も塩害で朽ちてしまう時があったそうで、地元の方々の協力で現在に至ります。
展示会場となる駅舎で言うと、一本松の最寄り駅?竜泉洞?と色々考えてくださったようですが、無人駅が多い三陸鉄道の中でも
沢山の方の目に触れてもらえる駅という事で「吉浜駅」に決めてくださったそうです。
ここは生前、志村けんさんが非常勤駅長として就任されていたそうです。
志村けんさんと言えば、数ヶ月前に私の所にもメッセージをくださった事がありました。
偶然、いや、必然なんでしょうね。
今年も色んな場所での芸術祭への依頼が来ておりますが
私の判断基準としましては、お話を頂く際に作品のイメージが降りてくるかどうか。
過去に参加した芸術祭は全て瞬間で彫りあげるデザインが降りてきてるので
そこが見極めになるかなって思ってます。
今回の芸術祭は是非現地に足を運びたいと思ってて随分前から楽しみにしていたのですが
今回、首都圏から現地に出向くのは宜しくないかなと考え、見送る事に致しました。
残念ながら私は直接観る事が出来ませんが
もしお近くにお住まいの方がおられましたら、お時間の許す範囲で皆さんの作品を観て頂けたらなと思います。
数日前にも3、11の余震とされる大きな揺れが起こりましたので
“あの日”はまだ終わってない事になります。
今は各所の龍神様が動いていらっしゃいますね。
私の所には4日前に戸隠の龍神様がおいでになられましたが「今は冬季閉鎖で参拝出来ない時期だよなー」と考えておりましたらその直後の地震でした。
東北の皆様、どうかお身体ご自愛くださいませ。