蕎麦猪口
2021.02.15 10:58
今日は
古い蕎麦猪口のご紹介です。
猪の口と書いて
「ちょこ」「ちょく」と呼ばれますが
語源は朝鮮の湯呑みの器の形を
「チョンチ」といい
日本語の猪口は当て字だそうです。
蕎麦猪口は高台を見ると
作られた時代がわかると
よく言われます。
今日ご紹介した高台は
「蛇の目高台」
「メガネ底」
「竹輪」などと呼ばれ
とても親しみ深い呼び名が
ついています。
高台の真ん中の円にのみ
釉がかかっている
江戸後期のお品です。
蕎麦猪口は
古いうつわのなかでも
収集されている方や
お好きな方が多く
なかなかご案内することが
出来ないお品を
ご縁があり
ご紹介させていただきました。
素敵な方の元へ…と願いつつ
ご紹介させていただきます。