Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

鳥取天文協会 Tottori Society of Astronomy

2021年 おもな天文現象①

2021.02.15 13:10

 今年も早2月中旬となりました。遅ればせながら、今年に見られる主な天文現象について、9月までのものをまとめてみました。※数値は鳥取市さじアストロパークでのもの


月面X:2021年2月19日(金)18時20分頃
  この日の20時10分頃には「月面LOVE」も見えるとの予報あり!


月面X:2021年4月19日(月)21時10分頃


皆既月食:2021年5月26日(水)
  2018年7月28日(土)明け方の月没帯食以来の月食。
  ただし皆既の時間は15分程度。月食の後半は最後まで観察できる。

 月の出      18時58分、その時すでに月食が始まっている(食分0.2)
 皆既開始     20時11分、
 食の最大     20時19分
 皆既終了     20時26分
 月食の終わり   21時52分
 半影月食の終わり 22時50分


今年最大の満月:2021年5月26日(水)20時14分
  距離は35万7460km。いわゆる、スーパームーン。ちょうど皆既月食となり、
  「スーパーエクリプスムーン」とか呼ばれそうな予感・・・。


月面X:2021年6月17日(木)21時30分頃


火星がプレセペ星団の中を通過:2021年6月23日(水)・24日(木)
  火星(1.8等)が、かに座のプレセペ星団の中を通過する。
  ただし、日の入1時間後の薄明が残る条件で、西の高度13度と低い。


七夕:2021年7月7日(水)
  月齢27で月明かりの影響はまったくない。日の入が19時25分で、
  薄明終了が21時8分なので、特に21時台は満天の星が見え、天の川も見やすい。


金星が夕方の西空で見ごろ:2021年7月中旬~12月中旬
  2021年3月24日に外合、10月30日に東方最大離角となり、7月中旬
  ごろから12月中旬にかけて「宵の明星」として楽しめる。ただし高度は
  比較的低い。2022年1月9日が内合。


土星(0.4等)が見ごろ:2021年8月中旬~10月下旬
  8月2日に衝となり(やぎ座)、10月下旬まで見える(特に9月上旬~
  10月上旬が良い)。


ペルセウス座流星群:2021年8月13日(金)ごろ
  ピークは8月13日4時の予想なので12日夜から13日明け方となる。
  12日で月齢4なので、月明かりの影響はあまりない。


伝統的七夕(旧暦 七夕):2021年8月14日(土)


月面X:2021年8月15日(日)20時30分頃


木星(-2.9等)が見ごろ:2021年8月下旬~12月下旬
  8月20日に衝となり(みずがめ座付近だが、正確にはやぎ座)、
  12月下旬ごろまで見える(特に9月中旬~12月上旬が良い)


月と金星が接近:2021年9月10日(水)
  月齢3の月と、金星(-4.1等)が約3度半まで接近。日の入30分後の
  18時51分で西南西の高度16度。