2021年 おもな天文現象①
今年も早2月中旬となりました。遅ればせながら、今年に見られる主な天文現象について、9月までのものをまとめてみました。※数値は鳥取市さじアストロパークでのもの
◎月面X:2021年2月19日(金)18時20分頃
この日の20時10分頃には「月面LOVE」も見えるとの予報あり!
◎月面X:2021年4月19日(月)21時10分頃
◎皆既月食:2021年5月26日(水)
2018年7月28日(土)明け方の月没帯食以来の月食。
ただし皆既の時間は15分程度。月食の後半は最後まで観察できる。
月の出 18時58分、その時すでに月食が始まっている(食分0.2)
皆既開始 20時11分、
食の最大 20時19分
皆既終了 20時26分
月食の終わり 21時52分
半影月食の終わり 22時50分
◎今年最大の満月:2021年5月26日(水)20時14分
距離は35万7460km。いわゆる、スーパームーン。ちょうど皆既月食となり、
「スーパーエクリプスムーン」とか呼ばれそうな予感・・・。
◎月面X:2021年6月17日(木)21時30分頃
◎火星がプレセペ星団の中を通過:2021年6月23日(水)・24日(木)
火星(1.8等)が、かに座のプレセペ星団の中を通過する。
ただし、日の入1時間後の薄明が残る条件で、西の高度13度と低い。
◎七夕:2021年7月7日(水)
月齢27で月明かりの影響はまったくない。日の入が19時25分で、
薄明終了が21時8分なので、特に21時台は満天の星が見え、天の川も見やすい。
◎金星が夕方の西空で見ごろ:2021年7月中旬~12月中旬
2021年3月24日に外合、10月30日に東方最大離角となり、7月中旬
ごろから12月中旬にかけて「宵の明星」として楽しめる。ただし高度は
比較的低い。2022年1月9日が内合。
◎土星(0.4等)が見ごろ:2021年8月中旬~10月下旬
8月2日に衝となり(やぎ座)、10月下旬まで見える(特に9月上旬~
10月上旬が良い)。
◎ペルセウス座流星群:2021年8月13日(金)ごろ
ピークは8月13日4時の予想なので12日夜から13日明け方となる。
12日で月齢4なので、月明かりの影響はあまりない。
◎伝統的七夕(旧暦 七夕):2021年8月14日(土)
◎月面X:2021年8月15日(日)20時30分頃
◎木星(-2.9等)が見ごろ:2021年8月下旬~12月下旬
8月20日に衝となり(みずがめ座付近だが、正確にはやぎ座)、
12月下旬ごろまで見える(特に9月中旬~12月上旬が良い)
◎月と金星が接近:2021年9月10日(水)
月齢3の月と、金星(-4.1等)が約3度半まで接近。日の入30分後の
18時51分で西南西の高度16度。