コンプレックスとの付き合い方
コンプレックスがあることと、
幸せには何の関係もない。
という事だけは覚えておいてほしい。
そのコンプレックスさえ解決すれば、
幸せになれる。というものではないから。
コンプレックスだらけだと感じる人は、
自分が幸せでない理由を、
コンプレックスのせいにしているかもしれない。
自分を納得させるために、
幸せじゃない言い訳を次から次へと探して、自らコンプレックスにしていないでしょうか。
たとえば、
- 自分も収入が高かったら、収入の高い人と出会えただろうな。
- 可愛くないから振られた。
- 太ってるからモテない。
- あの大学出てたら、きっと採用されただろうな。
- 性格が明るかったら、友達が多かっただろうな。
客観的に聞いてると、言っていることはわかるようでわからない。
確かにもっともらしいことは言っているし、
そのコンプレックスがなければ確率は上がったかもしれない。
ただ確率が上がるからといって、
そうなるとも限らない。
しかも、自分と同じコンプレックスがあってもちゃんと幸せな人はいる。
コンプレックスを持ってはいけない
という話をしているわけではないけど、
何でもかんでも、
原因を追求して何かのせいだと関連付けてないだろうか。
原因追求のために内省する事は改善につながる。
でも本当は、
自分が幸せにならなくていい理由を探して、
コンプレックスのせいにしているかもしれない。
そこから生まれたコンプレックスを解消しても、
何も変わらないし、どんどん新しいコンプレックスが生まれてくる。
いつまでも満たされない。
だからとにかく、
自分が幸せじゃないことや満たされないこととコンプレックスは、まず別物と考える。
関連性は全くないものとして考える。
人によっては苦しいかもしれない。
コンプレックスの裏に隠している正体が見つかってしまうから。
本当はコンプレックスのせいにして、
幸せになっていいと許可してない、他の誰でもないあなたがいる。
コンプレックスは関係ない、
コンプレックスを持ったままでも幸せになっていい。
そう自分に言ってあげてください。